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(回答先: イラクで陸自の機関銃暴発/被害なく長官に報告せず(秋田魁新報) 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2006 年 9 月 02 日 13:24:59)
機関銃暴発:サマワ宿営地で2発 派遣陸自「報告」なし
陸上自衛隊が派遣されていたイラク南部サマワの宿営地内の道路で04年5月、陸自の軽装甲機動車に搭載した機関銃から実弾2発が誤って発射されていたことが分かった。防衛庁には、現地部隊から事実関係の報告がされていなかった。防衛庁長官直轄の派遣部隊から、武器の取り扱いに関する情報が報告されていなかったことは、今後、論議を呼びそうだ。
防衛庁は外部の情報に基づき、今年7月下旬に事実関係について調査を実施。その結果、04年5月23日、軽装甲機動車が復興支援活動に向かうため、サマワ宿営地内の約1キロの取り付け道路を走行中に実弾2発が誤って発射されていたことが分かった。取り付け道路は、車両突入などテロ活動を防ぐためにカギ状に曲がりくねっており、前方数百メートル先を先発した機動車が走っていたが、被害はなかった。
軽装甲機動車に乗っていた隊員は引き金を引いていないと主張しており、取り付け道路の侵入防止用の凹凸部分を通る際の振動で、暴発した可能性が高い。暴発を防ぐ安全装置は、かけられていなかった。
暴発したのは5.56ミリ機関銃で、陸自の主要火器の一つ。警備用として約50丁をイラクに携帯した。
防衛庁は、報告がなかったことについて「宿営地内であり、部隊自身が安全確保をする場所」としたうえで、「死傷者が出たり、宿営地内に被害があった場合は報告する必要があるが、今回は隊員やイラク人なども周囲におらず報告義務はなかった」と説明している。また、安全装置をかけていなかった点は「現場の判断に任されている範囲で問題はない」と話している。【反田昌平】
■ 軍事評論家の藤井治夫さんの話 国外での武器の取り扱いについては重大な国際問題に発展する可能性があり、発生場所や死傷者の有無にかかわらず、防衛庁は把握する必要があったのではないか。現場部隊の解釈だけで済む問題ではない。規則があいまいで不十分だと、現場はどんどんルーズになっていく。シビリアンコントロール(文民統制)が十分機能していなかったことを示しており、今後、国会でもルール作りを議論すべき問題だ。
毎日新聞 2006年9月2日 11時10分 (最終更新時間 9月2日 11時49分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060902k0000e040028000c.html
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