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(回答先: JR京葉線:全線で運転再開 56本が運休し影響続く 投稿者 新世紀人 日時 2006 年 9 月 29 日 14:25:21)
京葉線 全線不通、9万5千人に影響 JR東京駅のボヤで
28日午前4時20分ごろ、東京都千代田区丸の内のJR東京駅地下2階の「鍛冶橋変電所」配電盤室から出火、同室内の配電盤が焦げた。また、約300メートル離れた地下1階のJR京葉線の「信号通信機器室」でもほぼ同時刻にボヤが起きた。出火原因は、変電所の配電盤の漏電とみられるが、JR東日本や警視庁丸の内署が詳しく調べている。この影響で、信号系統への送電が停止した京葉線が全線で運転を見合わせるなどした。午後0時45分に全線での運転を手信号で再開したが、ダイヤは大幅に乱れ、通勤・通学客ら約9万5000人に影響が出ている。
京葉線は、一部の電車を除いて始発から東京−蘇我(千葉市)間の全線で運転を見合わせたが、同8時半過ぎ、蘇我−西船橋間で折り返し運転を始めた。午後0時45分現在、上下線で173本が運休した。京成電鉄や地下鉄東西線などで振り替え輸送をした。
同署などによると、鍛冶橋変電所の火は自然に消え、配電盤が焦げているのをJR職員が確認した。信号通信機器室のボヤが発生したのは、変電所の出火直後だった。
JR東日本によると、駅構内のポイントが焼けていた。変電所近くの電線がショートして発生した異常な電流が、地面や建物の壁に流れ、ポイントから信号ケーブルを通じて地下1階の信号機器室へ流れ込み、同室内でも火災が発生した可能性が高いという。信号機器室から出る電流は通常24ボルトだが、逆流した電流は1500ボルト前後あったとみられる。
変電所と信号通信機器室は、一般の利用客らが出入りできない。信号通信機器室ではハロンガスの自動消火装置が作動。同室にガスが充満したため、東京消防庁などの検証のための立ち入りは、発生から4時間以上たった午前8時40分までできなかった。
◇ボヤ変電所、ハロンガスで消火
火災の発生場所は、JR東京駅京葉線ホーム(地下4階)上の地下2階にある「鍛冶橋変電所」。JR東日本によると、同変電所は、京葉線の東京駅から葛西臨海公園駅(東京都江戸川区)付近までの電力を扱っており、電車の運転ができなくなった。
さらに、地下1階の信号通信機器室で、ハロンガスを使った消火装置が作動。ハロンガスを排出しないと室内に立ち入ることができないが、排出に約5時間かかった。信号系統にも異常が出たが、排出終了まで復旧作業を始められず、運転再開まで時間がかかった。
【ことば】ハロンガス 炭素、フッ素、臭素の化合物の総称。火災現場を密閉し、必要な量のガスを噴出すると、ガスが熱で変化し、燃焼反応を中断するように働く。現在では、毒性のない「ハロン1301」が主流。オゾン層に対する破壊力が強く、94年に製造中止となったが、消火剤として有効な代替物がないことから、現在も回収・再利用が続いている。
(毎日新聞) - 9月28日17時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000015-maip-soci
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