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http://www.sankei.co.jp/news/060825/sei110.htm
16年度国民医療費、過去最高の32兆円
厚生労働省は25日、平成16年度に病気やけがの治療で医療機関に支払われた国民医療費が前年度に比べ1.8%増の32兆1111億円となり、過去最高を更新したと発表した。このうち65歳以上は全体の51.1%にあたる16兆4097億円を占めた。診療報酬改定で薬価は下がったが、医療費のかさむ高齢者人口が増加し、国民医療費が増加したとみられる。
国民1人あたりの医療費は4400円増の25万1500円で、国民医療費の国民所得に占める割合は8.89%に達し、いずれも過去最高を記録した。
厚労省は、国民医療費は高齢化の影響で1.5%、人口増で0.1%、医療の高度化などで1.2%それぞれ増え、診療報酬改定の薬価引き下げの影響で1.0%の抑制効果があったものの、差し引き1.8%の伸びになったと分析している。
年代別の国民1人あたりの医療費は、65歳以上が65万9600円なのに対し、64歳以下は15万2700円で、4.3倍の開きが生じた。70歳以上は74万3800円、75歳以上は81万5100円で、年齢が上がるにつれて医療費が増える実態が改めて裏付けられた。
財源内訳をみると、生活保護世帯の増加や高齢化によって税金による負担が多くなり、税金負担分が4.0%増の11兆1743億円になった。この結果、保険料負担割合は49.8%(15兆9978億円)となった。保険料分の割合が50%を割り込んだのは昭和36年の国民皆保険制度発足以来初めて。
診療種類別では、院外処方の増加で、薬局調剤医療費が7.8%の大幅増となった。
(08/25 21:07)
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