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自民総裁選:安倍氏 期待の一方不安感も 毎日ネット調査
自民党総裁選の構図がほぼ固まったのを受け、毎日新聞は24、25両日、総裁選に関するインターネット調査を実施した。7月27、28両日に続く第2回調査。現段階で優位が伝えられている安倍晋三官房長官の資質について聞いたところ、人気や若さへの期待感が強い一方、経験やリーダーシップ面への不安感も浮かび、国民が描く「安倍像」の一端が明らかになった。
安倍氏の資質に関する質問は、「備えている資質で最も評価できるもの」と「現段階で最も足りない資質」を、同じ内容の選択肢(12項目)からそれぞれ一つずつ選ぶ方式で尋ねた。
評価できる資質の上位は(1)「国民的人気」29%(2)「若さ」19%(3)「人柄」12%−−で、足りない資質は(1)「経験」23%(2)「リーダーシップ」20%(3)「政策実行力」15%−−の順。足りない資質ワースト3の、経験、リーダーシップ、政策実行力を「評価できる資質」に挙げた人はそれぞれ5%、3%、4%と少なく、両質問は対照を描いた。
こうした傾向は、安倍氏を支持するか否かや、どの政党を支持するかを問わずほぼ同じで、国民の安倍氏への評価が「一定の形」になっていることをうかがわせた。
「次の首相にふさわしいと思う政治家」について、安倍氏、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相の主要3候補の名前を挙げて尋ねたところ、(1)安倍氏46%(2)麻生氏16%(3)谷垣氏10%−−の順だった。
前回調査は8人の名前を挙げていたので単純比較はできないが、前回比は安倍氏2ポイント減、麻生氏6ポイント増、谷垣氏2ポイント増。ただ、自民支持層では安倍氏が69%を獲得し、断然トップの状況は続いている。【宮下正己】
◇靖国神社参拝問題に対する3候補の姿勢への評価も聞く…一般と自民支持層で逆転
毎日新聞の総裁選ネット調査では、安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相の靖国神社参拝問題に対する姿勢への評価も聞いた。「参拝したかしないかを含め申し上げるつもりはない」と沈黙を守る安倍氏の姿勢については、「評価しない」が61%にのぼり、「評価する」の39%を大きく上回った。
靖国問題に関する私案を公表する一方、自身の参拝は明言を避ける麻生氏に関しては「評価する」が42%、「評価しない」が58%。一方、「参拝は控える」と表明した谷垣氏は「評価する」が55%で、「評価しない」の45%を上回った。
ただ、自民支持層に限ると、「評価する」「評価しない」の割合は、安倍氏(63%、37%)▽麻生氏(60%、40%)▽谷垣氏(34%、65%)へと逆転。谷垣氏は、他党の支持層から評価されている格好だ。
毎日新聞 2006年8月26日 18時06分 (最終更新時間 8月26日 19時32分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060827k0000m010020000c.html
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