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(回答先: 次の総理は冥王星 [きっこの日記] 投稿者 近藤勇 日時 2006 年 8 月 26 日 12:02:12)
□「安倍政権」の実像と茶番総裁選 [ゲンダイ]
http://eritokyo.jp/independent/nikkangendai-col078.html
「安倍政権」の実像と茶番総裁選
日刊ゲンダイ
掲載:2006年8月26日
─ Dailymail Businessより ───────────
■ 露骨に戦争を売り物にする「安倍政権」
■ 自民党よ この国は一体どうなるのか
■ 政権与党の公明党もそれでいいのか。
■ 祖父の汚名挽回を密かに狙っているらしい野望に警告
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「憲法改正」「集団的自衛権行使」「国家安全保障会議」
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デキレースで誕生する「安倍政権」のとんでもない正体が明らかになってきた。
自民党ブロック大会で安倍官房長官が所信表明としてぶち上げたのは、「憲法改正」「解釈変更による集団的自衛権行使の容認」「日本版国家安全保障会議の創設」といった危険極まりない軍国政策ばかり。
これらが実際に9月1日の出馬表明で発表される政権構想の骨格になるというから恐ろしい。
もともと安倍は「憲法上は原子爆弾だって問題ない」と豪語する危なっかしい人物だ。それにしても、日本のリーダーになろうというときに、こんな構想しか出てこないとは開いた口がふさがらない。
「総裁、首相の器ではないと自ら公言しているようなものです。安倍氏が目指しているのは、戦争ができる国家体制にすること。
戦争国家への道を突っ走り、際限ない対米軍事協力に乗り出そうとしているのです。それには憲法の条文を変える必要があるが、改憲のハードルは高いので、とりあえず政府の統一見解を破棄し、現行憲法でも集団的自衛権の行使ができるように解釈を変えようとしているのでしょう。
驚くほどの軍事化路線で、経済も外交も置き去りですね」(九大名誉教授・斎藤文男氏=憲法)
安倍の売り物は戦争だけだ。しかも、そうしたタカ派イメージを積極的に宣伝し利用しようとしている。近著でも「闘う政治家」なんて言っちゃって、「批判を恐れず行動する」と息巻いている。
社民党の福島瑞穂党首は、「小泉純一郎首相の方が安倍氏より百万倍ましだ」と批判しているが、その通りだろう。
◆ 「闘う政治家」と息巻く確信犯 ◆
小泉は、どんなタカ派首相もやれなかった有事法制を成立させ、戦地へ自衛隊を送り込んだ。ただ、良くも悪くも節操がない。
小泉は首相になって靖国を6度も訪れているものの、参拝の日時や手法はバラバラだ。拉致問題や道路公団民営化など、人気取りにつながると思ったときは熱が入るが、興味を失うのも早い。しかし、安倍は確信犯だ。こうと決めたらテコでも動かない。
「A級戦犯についても、小泉は国会で『戦争犯罪者と認識している』と答弁しましたが、安倍は『犯罪者として扱わない』と譲らない。尊敬する祖父・岸信介がA級戦犯(不起訴)だった影響でしょう。
国家のために頑張ったのに犯罪者はおかしいという雰囲気をつくり、戦犯に対するイメージを変えられれば、祖父の汚名返上にもなりますからね」(政界関係者)
安倍の叔父・西村正雄みずほホールディングス元会長は生前、「人の上に立つ鍛錬をしてきたと思えない」と安倍に苦言を呈していた。身内も懸念を抱くような人物に首相の資格があるとは思えない。
◆ 敵地攻撃可能な軍隊に生まれ変わる自衛隊 ◆
こんな危ない首相が誕生したら、「美しい国へ」というより「戦争する国へ」まっしぐらだ。軍事評論家の鍛冶俊樹氏が言う。.......
─ Dailymail Businessより ───────
■ 茶番の田舎芝居が始まったが…
■ 問題は安倍内閣でいよいよこの国の民主主義も終わり
■ そして混乱と混沌の中に国情は騒然とした美しくない
■ 醜悪な国になるだろうと見る心ある識者たち
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総裁選挙というけれど1カ月以上前から安倍当選が決まりで、
残り2人の候補者は何のためにそこにいるのか
大マスコミはそれとなく書くだけだがハッキリ言うと
麻生さんは安倍内閣の外相狙い、谷垣さんは短命に終わる
安倍内閣の後釜狙いと、永田町では言われている
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大新聞やテレビはズバリ報じないが、来月20日投票の自民党総裁選は、やる前から結果が決まっている。安倍官房長官の圧勝だ。
「総裁選の投票は国会議員票403と地方党員票300の投票で決まりますが、安倍氏が703票の4分の3、500票近くは集めることになるでしょう。若手・中堅だけでなく、安倍氏とは外交や政策スタンスが違う二階、古賀、伊吹といった派閥トップまでがグループ維持のために早々と安倍支持に走ったものだから、勝ち馬に乗り遅れるなと、自民党議員はわれもわれもと安倍陣営に群がっているありさまです。
出身派閥の森派は全員、第2派閥の津島派も大半が安倍支持だから、決選投票なしで決着がつくのは間違いありません。安倍陣営は、あまりに大所帯になりすぎて、派閥連合と若手議連が世代間の主導権争いをしているほどです」(政治評論家・浅川博忠氏)
こんな最初から結果が分かっている身内の選挙を大々的にやる必要があるのか。少なくとも1カ月も前から、国政そっちのけ、ロシアによる漁民銃撃事件もそっちのけで騒ぐのはおかしい。
ところが、自民党は武部幹事長を中心に総裁選を盛り上げようと必死。告示前からブロックごとに大会を開いては候補者に演説をさせ、無理やり対立を演出し、テレビの露出を増やそうとやっている。
こういうのを茶番の田舎芝居という。
来月2日まで全国でこんなブロック大会を開催していくのだから、壮大な税金(政党助成金)のムダ遣いというものだ。
▼ 刺し身のツマに甘んじる2人の狙い ▼
不思議なのは、麻生外相と谷垣財務相だ。惨敗が目に見えているのに、出馬宣言し、安倍の引き立て役を演じさせられている。そこそこのキャリアがあるというのに、みっともない話だ。この2人はどんな狙いがあって、刺し身のツマに甘んじているのか。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「麻生氏は安倍氏と遠縁関係にあり、もともと対立するつもりはない。だから外交面や政策は、ほとんど差がないし、2位、3位連合を組む気はないとも言っている。総裁選に出たのは、もり立て役でもいいから、存在感を示して、安倍政権で重要ポストを手に入れようということでしょう。幹事長になれれば最高、悪くても外相として留任を狙っているともっぱらです。
一方、谷垣氏は靖国参拝に消極的だし、日中関係の修復や消費税アップを前面に押し出し、安倍氏との違いを見せている。谷垣氏の狙いは、ポストというより、ポスト安倍狙いです。来年夏の参院選で安倍自民党が大敗し、与野党逆転になると、安倍辞任もある。そのときが自分の出番と思っている。それだけに総裁選の2位確保に必死です」
どっちにしても、この先1カ月、投票の権利もないのに、デキレースを見せ付けられる一般国民はアホみたいな話だ。
▼ 改憲と集団的自衛権行使を“売り”にする無神経 ▼
デキレースの末に誕生する安倍内閣は、この国を騒然とさせることだけは間違いない。国民は静かで平和な暮らしなど望むべくもなく、戦後60年かけて育ててきた民主主義も終わってしまう――。そんなふうに危惧する識者は少なくない。
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