★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK25 > 598.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 米政府関係者にも不評 コイズミの靖国参拝(反米嫌日戦線「狼」)【遊就館にみられる靖国史観が広く知られる前に早く改めろよ】 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 22 日 15:39:39)
8月10日付「しんぶん赤旗」に「『靖国史観』追及から1年余 いま どこまできたのか/“侵略正当化”批判 世界に広がる」と題した記事がある。その後半部分に次の重要な指摘がなされている。
靖国史観では日本はアメリカに強いられて戦争に踏み出したはずなのに、そういった「大東亜戦争」を「自存自衛」の戦争と主張してきた核心部分が英文説明では省かれている。ほかにも日頃のA級戦犯冤罪論もそこにはない。いかにも姑息でずるい態度ではあるが、靖国史観の自信のなさがここに垣間見えている。そんなにして英米から靖国史観の実態が見えないようにしてきたのに、それもいよいよ、世界に明るみに出されようとしているのだ。
以下、該当部分のみを引用する。
遊就館 英文説明の“怪”
靖国神社の遊就館はいろいろな展示に、日本語とともに英語の説明文がついています。ところが、米国がらみの記述が英文では省かれている個所がいくつかあります。
例えば、中国への本格侵略の出発点といえる一九三一年の「満州事変」(柳条湖事件)の項。
日本語は「満州における張学良政権の露骨な排日政策と日本政府の対中宥和(ゆうわ)外交への不満は、満州、特に関東軍内部で鬱積(うっせき)していた。事変後、関東軍は清朝最後の皇帝溥儀を擁して満州国を建国した」として、「米国政府は、国内の反対をおさえて積極的に介入し、日本孤立化の外交戦略を展開した」と続きます。
ところが「米国政府は…」以下の部分は英文にはありません。
その二年後、日本は国際連盟を脱退しました。ここでも、米国について「満州問題が日本封じ込めの手段であったことを暴露した」という部分は英文にはありません。
「靖国史観」は“「大東亜戦争」を引き起こした責任はアメリカにあった”という立場ですが、その一方で米国批判部分を英文説明からはずすという姑息(こそく)なやり方をとっているわけです。
戦後のいわゆる東京裁判で、A級戦犯に罪はないと弁論したインドのパール判事の「顕彰碑」が遊就館前にあり、同神社のリーフレット「やすくに大百科」でも宣伝されています。しかし神社が発行している英・中・韓三カ国語のリーフレットからこの顕彰碑部分がすっぽり抜け落ちています。
記事全文のURLは ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-08-10/2006081026_01_0.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK25掲示板