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ラジオ報道によると産経新聞は、撃たれた漁船の船長は所謂「レポ船」の船長だったとの事である。残念ながら私は産経新聞のこの記事を見てはいないのだが…。
レポ船について↓
http://blog.satohs.jp/200608/article_94.html
久々にレポ船って言葉が出てきましたが、知らない人もいるんじゃないの。
レポ船ってのは旧ソ連時代にソ連側が日本漁船の拿捕をやりまくって、拿捕船に対し「安全操業」と引き替えに情報提供を強要した結果作り上げられた日本側のスパイ組織のようなもので、ソ連側に情報提供する代わりに「不拿捕特権」を手にしたわけですが、まだそういうのを引きずってるんだろうか?
僕は、そういう特権付与が無くなったからパワーボートばりの「特攻船」なんてのが出てきたと思ってたんですが、なんとも現段階では分かりません。
ただ、問題の漁船の船長は「レポ船」で道警に摘発されたという経歴はあるらしい。
実際には船長についての産経の報道が正しいか否かは判らないが、
小泉靖国参拝の直ぐ後に起こった事件であり、ロシア側と日本側(外務省)のお互いの思惑の間に緊張関係があり、その結果起こった事件で在る事を疑う必要がある。
鈴木宗男氏と外務省との間の緊張関係も背景にあるに違いないと考える。
鈴木氏の活動についての週間ポストの記事を紹介しておく。
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/017925e76e874ebbc1d310c00032e4c4
この春の鈴木さんのビザなし交流参加記事。
鈴木宗男 5年ぶりの北方領土訪問に外務省が大慌てする理由
週刊ポスト 2006.6.2
鈴木宗男代議士が5月19日から4日間、5年半ぶりに北方領土を訪問。本年度初となる北方4島ビザなし交流に参加した。
その訪問に大慌てしたのが外務省である。同省職員が明かす。
「ビザなし交流には外務省の職員が同行するが、鈴木さんが行くことわかり、担当のロシア課職員はみな『行きたくない』といい出した。鈴木さんに現地で質問攻めにあったり、帰った後は鈴木さんの動向を上司に報告したりと仕事が増える。さらに、下手な対応をすれば、それも外務省批判につながりかねないからだ」
外務省職員が神経質になるのは、宗男氏による外務省追及が続いているからである。国政復帰後に同氏が送りつけた質問主意書は既に183本に達している。
中には、旧ソ連時代の在モスクワ日本大使館による裏金作り疑惑を質したものがあり、昨年11月に国会でも追及したが、名指しされた松田邦夫ロシア課長は姿を現わさなかった。「その時、『松田課長は逃げた』といわれたが、今回、大半のロシア課職員は『鈴木さんとしこりがあるのは松田課長なんだから、課長が同行すればいい』と陰口を叩いていた。
『松田課長は料亭での幼児プレーを鈴木さんに暴露されたんだから、直接文句をいえるいい機会じゃないか』と揶揄する声もあった」(前出・外務省職員)
宗男氏は02年、あっせん収賄容疑で逮捕されたが、疑惑の発端となったのが国後島の友好の家を巡る問題である。当時、共産党代議士は「ムネオハウスと呼ばれている」と指弾し、宗男疑惑に火をつけた。
「結局、再び松田課長は逃げて、部下の職員が行くことになった。ロシア課の職員はこれまでもロシア大使館のレセプションを欠席するなど鈴木氏から逃げ回っていたが、ビザなし交流では逃げ切れなかった」(外務省担当記者)
さらに外務省をあたふたさせたのが内閣府の動きだった。外務省関係者はこう危倶している。
「今回、土壇場で鈴木氏のビザなし交流を認めたのは内閣府だった。北方領土問題では、外務省が外交交渉、内閣府が元島民らの陳情受け付けなど国内の返還運動を分担しているが、返還交渉が停滞していることから内閣府は外務省に不満を持っているといわれる。鈴木氏が訪問すれば外務省とモメるのはわかりきったこと。内閣府は鈴木氏と外務省のケンカを煽り、北方領土問題の主導権を握ろうと狙っているのではないか」
当の宗男氏を訪問前に直撃すると、鼻息荒くこう語った。
「私は与えられた環境でやれることをやるだけです。ただ、ここ5年、北方領土問題が停滞していたのは事実で、特に昨年の日露首脳会談は何の進展もなかった。これは初めてのことで、外務省のロシア外交を担当する局長、審議官、課長は処罰されるべきではないでしょうか」
宗男氏と外務省の強烈バトルがまた始まりそうだ。
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