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原子力空母の配備容認を表明/松沢神奈川県知事 在日米軍・防衛 2006/08/17
二〇〇八年に在日米海軍横須賀基地に配備予定の原子力空母「ジョージ・ワシントン」について、松沢成文知事は十六日の定例会見で、「(通常型空母から)原子力空母への交代はやむを得ない」などと述べ、配備容認を表明した。その理由について、知事は、通常型空母の配備の可能性が皆無なことに加え、原子力空母の安全性について「日米両政府から最大限の見解が示された」ことなどを挙げた。
横須賀市の蒲谷亮一市長に次いで松沢知事も容認に転じたことで、原子力空母配備を前提とした安全対策についての議論が加速しそうだ。
松沢知事は原子力空母の安全性について、【1】原子炉の構造や事故防止システムの安全性【2】安全運航の確認【3】万が一の事故に備えた災害対策【4】県民への説明-の四点について、外務省などからの回答を検証したほか、直接関係省庁とやりとりしたと説明。
政府が「極めてささいな(原子力空母の)トラブルでも政府に通報されることになっている」と説明したことなどを「安全運航を確認できる材料の一つ」(知事)と判断。また、政府が事故の影響範囲を具体的に半径三キロ以内と示したことなどを挙げ、「十分な対策を構築しようとする姿勢は評価できる」とした。 「基地の整理、縮小、返還」という県是に反して県内の基地機能が強化されるとの見方については、在日米軍再編の最終報告の中に二〇一四年までの米軍厚木基地の空母艦載機移転が盛り込まれた点に触れ、「県の長年の要望は厚木基地の騒音問題。基地削減の大きな成果と県民に思ってもらえるよう移転が確実に実現するよう今後の交渉を頑張りたい」と述べた。
◆原子力空母の横須賀配備問題 2005年10月、日米両政府が通常型の後継艦として合意した。今年6月に蒲谷横須賀市長は「やむを得ない」と容認を表明。通常型空母配備を求めてきた松沢知事も、地元の意向を尊重する考えを示し、「広域自治体として近隣自治体などの意見を聞いた上で総合的に判断したい」として判断を保留していた。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/localn1/
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