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(回答先: 小泉純一郎とブッシュ 腹心の「メンフィスの盟約」 【日経ネット】 投稿者 World Watcher 日時 2006 年 8 月 14 日 00:27:30)
ポスト小泉は安倍晋三できまり。
次の焦点は、人事にうっている。
ここで注目されているのが、ふたりの秘書官の存在。
その一人は、井上義行・現安倍晋三官房長官の政務秘書官であり、もうひとりは飯島勲・現小泉首相秘書官である。
井上氏は1963年生まれの43歳。旧国鉄(現JR)に入社。国鉄が民営化される際、公務員枠で総務省に入省したという変わった経歴の持ち主だ。
井上官房政務秘書官の出世のキッカケは北朝鮮拉致問題が起こったとき、井上氏が朝鮮語を話せると言うことで内閣府拉致支援室に入ったことにある。彼は此処で真面目に情報収集や拉致問題に取り組んだし、拉致家族らの信任厚く情報もよく収集していた。彼の仕事ぶりに目をつけたのが当時、官房副長官(00.7−03.9)をやっていた安倍晋三だった。
この間、小泉総理は02年9月に第一回目の訪朝を果たし拉致家族5人を帰国させ人気は鰻登り。04年5月、小泉総理が二回目の訪朝前の1月中旬、井上氏は安倍の密使として北朝鮮に安倍親書を届ける役割を果たしたという。
この時、井上氏は休暇を取って家族と共に中国に渡り、そこから北朝鮮に入っていくという離れ業をやってのけた。
「二元外交だ」とマスコミにかかれたが、北朝鮮には二回入ったそうだ。
井上氏の自宅は神奈川県の南部にある。
拉致家族関係者やマスコミは北朝鮮から帰ってきた井上氏を捕まえ、北朝鮮情報を聞き出そうと自宅を取り囲んだこともあるそうだ。
安倍晋三氏が官房副長官から自民党幹事長ー幹事長代理になった間は内閣府で事務官をやっていた。
小泉総理は05年10月第三次小泉内閣組閣したとき、安倍氏は官房長官に就任する。
この時、安倍官房長官は自分のために寝食を忘れて励む井上氏の仕事ぶりを思い出し
「政務秘書官は井上君する。すぐに彼を呼んでくれ」と官房長官直々に官房長官室に呼び戻し、そこから井上氏は政務秘書官に就任する。
裏返せば現在の安倍事務所では井上氏ほど仕事が出来る人物がいないと言うことなのだろう。
安倍官房長官は信頼厚い井上氏を官房長官秘書官として政府関係の会議や経済界要人との会合などに連れ回し、安倍共々自ら勉強する日々を暮らしているのだ。
内閣府関係者が言う。
「井上さんは何事にも真面目で律儀なひと。最初は拉致問題などに精通していたが最近では経済界要人にあったことで経済問題などにも造詣が深い。
官邸番記者を集めての『井上懇談』も好評で、
『この前、安倍官房長官は誰々と会ったが、この時にはこういう話をしていた。しかし、あれはこうすれば良かった。また、この前の審議会ではこういう話をしたけれども真意はこうだった。今度、官房長官は誰々と会うがこういう方向で話をするようだなど、拉致問題だけでなく多岐にわたる問題にも的確な話をするそうだ」
安倍官房長官の日程も井上秘書官に任せている。つまり、井上は安倍官房長官の前捌き役を仰せつかり、安倍に会わせていい人、良くない人の選別をこなすというわけだ。
その点でも井上さんはなかなか腹が据わった人物でもあるというのだ。
現在の小泉首相の秘書官である飯島勲氏は永田町歴30年。霞ヶ関官庁街にどういう人物がいてどこを押せばどういう考えが出るかが分かっている人物。
それに比べれば井上氏はノンキャリの悲しさか、霞ヶ関省庁別の縦のラインや横のラインを掌握できてない。
そういった意味から実力発揮するにはまだまだという評価もあり、言うなれば、
「ミニミニ飯島総理政務秘書官」と言う人もいる。
安倍晋三官房長官が総理に就任すれば間違いなく総理政務秘書官に就任するだろうといわれているゆえんである。
ところで、現政務秘書官の飯島勲氏だが、小泉総理辞任後の処遇が注目されている。
最近、飯島秘書官は「井上君はまだ若い。オレがもうちょっと教えないといけないかな」 といっている。
官僚の世界では毎年恒例、7月に人事がある。ご多分に漏れず内閣府でも人事があった。
ところが内閣府の人事で不可思議なことが起こっていたのだ。
「内閣報道官」人事である。
報道官ポストは内閣情報官、危機管理監とともに内閣の重要ポスト。
これまでの内閣報道官は国交省から2代続けて報道官が就任。2代目は内田俊一が6月まで就任していた。
その内田報道官が7月に退官し内閣府の事務次官に就任した。
だが、その後任が決まらず現在は空席になっている。
報道官の席には「今度は官僚でなく民間人を起用する」と言うことになっているのに未だ決まらないのは何故か・・・・・・。
自民党関係者が言う。
「内閣広報官の席が空いているのは安倍晋三総理が誕生した際、井上政務秘書官の教育係として飯島現政務秘書官が就任すると言うことじゃないか。
小泉総理としては飯島氏を広報官という内閣の重要ポストに残して小泉改革推進へのお目付役という立場も有るらしい」
各省庁の官僚も長年のキャリアから霞ヶ関に目が届く飯島現総理秘書官の就任を「歓迎」するようで、経験不足の安倍新内閣体制には据わりがいいのかも・・・・。
次期総理は300%安倍で決まり。
さらに、井上義行総理政務秘書官。飯島勲内閣報道官。
という強力な(?)布陣もできそうだ。
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50275681.html
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http://www.rondan.co.jp/html/mail/0607/060712-7.html
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