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C130防御装置を改良
空自、月末にもイラクへ
自衛隊のイラク復興支援で、クウェートを拠点に空輸作業を続ける航空自衛隊が、現地で使っているC130輸送機の防御装置を改良することが分かった。陸上自衛隊が撤収し、空自の活動範囲がバグダッドなどイラク北部にも拡大したことに伴う安全対策の強化とみられる。8月末にも新しい防御装置を搭載した輸送機を現地に派遣する予定だ。
関係者によると、イラク国内で離着陸する空自のC130輸送機は必ず「フレア」という火炎弾を発射し、地上からのミサイル攻撃に備える。フレアには赤外線誘導ミサイルの照準を回避する効果があるが、発射した直後、地上から自機をめがけて放たれたミサイルの有無を監視する感知センサーの機能が一時的に低下する弱点があった。そこでフレア関連の装置を改良し、センサーの機能低下の時間を最小限に抑える。
イラク復興支援特措法は空自の「実施区域」にバグダッド飛行場も含めているものの、現実には「危険性が高い」との判断から空自の飛行は見合わされてきた。が、今回の活動範囲拡大で、空自は7月31日から国連や多国籍軍の物資などのバグダッドへの空輸を始めている。
派遣経験のある隊員は「これまで(飛んだ)イラク南部と違い、バグダッドだと飛行距離も時間も倍近くになる。今回のフレア改良で、少しは搭乗員の(精神的な)負担が軽減するのではないか」と話す。
空自は現在、隊員約210人とC130輸送機3機を派遣している。
(2006年8月13日)
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/
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