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□小泉 8・15参拝の身勝手 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2315498/detail
小泉 8・15参拝の身勝手
小泉首相が8月15日に靖国神社を参拝することが決定的になってきた。「終戦記念日に靖国を参拝する」――とした01年の総裁選の時の公約について「公約は守るべきものだと思っている」とエラソーに断言したのだ。しかし「公約違反は大したことじゃない」と開き直っていたのはどこの誰だったのか!
首相はきのう(9日)、終戦記念日の靖国参拝について、「公約は生きていますからね、守るべきものだと思っています」「皆さんも公約は守るべきものと思っているんじゃないですか」と何度も「公約を守る」と繰り返した。
首相は01年総裁選の討論会で「首相に就任したら8月15日に、いかなる批判があろうと必ず参拝する」と公約していた。 しかし、首相に就任してから毎年参拝はしているが、8月15日は避けてきた。9月の退陣を控え、最後の最後に公約を実行する姿を見せようということだ。
「小泉首相の8月15日の靖国参拝は『公約を守る』なんて立派なものじゃありません。首相は『ほら見ろ、俺は言ったことは守ったぞ』とカッコをつけて辞めたいだけのことです。自分のカッコさえつけば、国益も外交も知ったことじゃない。ただのエゴです。だいたい“一内閣一閣僚”の公約は、早々に断念しているし、国債発行枠30兆円を破った時には、『公約違反は大したことではない』と言い放っている。よくぞ『公約を守る』などと言えたもの。自分の都合のいいことと悪いことで公約を使い分けるなんて、呆れ果てます」(九大名誉教授・斎藤文男氏=憲法)
小泉首相が8月15日の参拝を強行するのは、たとえ参拝しても、もはや安倍晋三が総裁選で勝利することは揺るがないと判断したことも一因だという。
もし、福田康夫と安倍晋三が競っていれば、参拝は諦めた可能性が高い。それだけに、8月15日の参拝は堂々と紋付き袴で正式に昇殿参拝するとみられている。
しかし、そもそも首相が靖国参拝を公約したのは、信念からじゃない。01年の総裁選で、遺族会副会長の尾辻秀久参院議員から「終戦記念日に靖国参拝をしていただけるなら、遺族会はあなたを応援します」と持ちかけられたからだ。選挙のために靖国を利用しただけの話。こんな男の身勝手な行動が国をおかしくしているのだから、最悪である。
【2006年8月10日掲載】
2006年08月13日10時00分
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