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政治家・安倍晋三氏批判第2部【12】
内閣官房長官でありながら、内密に靖国神社を参拝し、自分にとって都合のよい時に靖国参拝の事実を認める“姑息な”対応をし、靖国参拝について明言を拒否する傲慢・わがまま人物を、褒め上げ、首相にしようとする自民党議員とマスコミの異常
「縁無き衆生は度し難し」(日本の諺)
[仏の教えを聞き入れようとしない者は仏でも救いがたいように、人の言うことを聞き入れようとしない者は救いようがない]
安倍晋三氏を次の総理大臣にしようと狂奔している安倍支持派の自民党国会議員とジャーナリストは、理性を失ってしまっている。山本一太参議院議員や櫻井よしこ女史の発言を聞いていると、まったく謙虚さが感じられない。しかも中国への憎悪の感情むき出しである。彼らのような年代の人が戦争直後に中国で悲劇的体験をしたとは考えられない。おそらく、中国を憎悪している人々の影響を受けての受け売りであろう。憎悪が憎悪を生む。寛容と忍耐こそが必要である。
最も問題にすべきは安倍氏の行動である。
さる4月中旬、内閣官房長官として靖国神社を参拝しながら、その事実をひた隠しにしたことは卑怯であり卑劣である。内閣官房長官という首相に次ぐ政府の要職にある者が、私人として靖国神社を参拝したと言いながら、「内閣官房長官安倍晋三」と記帳としたという。これが本当なら、あまりにも矛盾が大きい。支離滅裂である。
しかも、「福田康夫氏の総裁選不出馬」により安倍氏の立場が圧倒的に優位になってから、4月靖国参拝の事実を認めるというやり方は、いかにも姑息である(新聞記者のなかには、安倍陣営から意図的にリークしたとの見方もある)。
さらに、安倍氏は「靖国参拝をするとか、したとかは言わない」と繰り返し言明している。これは国民への説明責任を放棄する態度である。傲慢であり、独裁的である。
民主主義国の政治家、とくに首相や内閣官房長官のような国を代表する立場にある政治家は、自らの行為に関して国民に説明する義務と責任を負っている。
安倍氏はこの「義務と責任」を放棄するというのである。これは民主政治の否定である。安倍氏を首相にすることは、独裁政治を容認することを意味する。
安倍氏が4月に靖国参拝をしたという事実が総裁選における安倍氏の優位が決定的になった段階で明らかになったことは、海外からは、安倍氏が小泉首相と同様に靖国参拝をつづけるとの意思表示だと見られるだろう。すでに、中国、韓国側はそのような見方をしている。
そうだとすれば、安倍氏がポスト小泉の首相に就任したあとも、日中、日韓関係は改善されないことになる。それどころか、もっと悪くなると考えられる。
言い換えれば、自民党の小泉・安倍グループは、日中、日韓関係が悪化することがわかっていて、安倍氏を総理・総裁に選ぶことになる。悪く考えると、自民党の小泉・安倍グループは、小泉改革の「巨大なる負の遺産」に対する国民の不満を外にそらすために、中国との対立・紛争を自ら激化させようとしているのかもしれないのである。
この先に何があるか。日本の孤立と日中対立である。これを承知して自民党が安倍氏を総裁に選ぶとすれば、これはまさしく日本側から「新日中戦争」(中西輝政京大教授=安倍ブレーン)を仕掛けることを意味する。
平和を守るためには「安倍首相」を阻止しなければならない。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02814.HTML
森田実の時代を斬る―
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML
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