★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK25 > 171.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 米空軍嘉手納基地:劣化ウラン弾40万発を保管―「毎日新聞」 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 8 月 03 日 13:14:28)
劣化ウラン:イラク専門家、広島で開幕の大会で禁止訴え
湾岸戦争などで使われた米軍の劣化ウラン弾によるイラク南部の放射能汚染を調査しているイラク環境省のバスラ環境局職員、カジャック・バルタニアンさん(44)が、毎日新聞の単独インタビューに応じた。3日から広島市で開く「劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会」に参加するため初めて来日。汚染の実態と「禁止条約」の実現を訴える。バルタニアンさんは「原爆で苦しみ、被ばくの危険性を知っている日本人なら理解してもらえるはず。イラクの現状を知ってほしい」と呼びかけている。【渋江千春、加藤小夜】
大会は非政府組織(NGO)ネットワーク「ウラン兵器禁止を求める国際連合」が主催して6日まで開催する。
バルタニアンさんは00年から、湾岸戦争の戦闘地域で調査を始めた。03年のイラク戦争後はバスラ市内を中心に調査した。これまでに劣化ウラン弾の爆撃を受けたとみられる戦車や装甲車の周辺100カ所以上で、土壌や水、大気の放射能レベルを調べてきた。
放射能汚染の調査は自らが被ばくする危険も伴う。バルタニアンさんは「誰かがやらないといけない。私の国では、こうしている間にも多くの人が亡くなっている。もし私が調査しなければ劣化ウラン兵器が他の国でも使われる恐れがある」と言う。
藤田祐幸・慶応大助教授(物理学)が03年にバスラなどで実施した現地調査では、米軍が使用した劣化ウラン弾とみられる金属片からバグダッド市内の100倍の放射線量を検出している。
バスラでは湾岸戦争前に比べて、がんや白血病患者が近年急増しているという。バルタニアンさんは、より精密な調査を実施するための機器や、調査員の研修の必要性を指摘、国際社会の支援を求めている。
毎日新聞 2006年8月2日 18時13分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060803k0000m040026000c.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK25掲示板