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□防衛庁 テポドン迎撃は無理? [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/03gendainet02027583/
防衛庁 テポドン迎撃は無理? (ゲンダイネット)
いい加減な話ではないか。北朝鮮が今月5日未明に発射したテポドン2号。発射直後は北朝鮮から400キロ先のロシア近くの日本海に落下と大々的に報じられたものだ。
ところが、このほど防衛庁がまとめた報告書によると、テポドンは発射直後に爆発、400キロどころか、北朝鮮から数十キロの近海に落下したことが分かった。「ええっー、どうなってるの?」ではないか。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏が言う。
「テポドン2号の発射をとらえていたのは、高度3万5000キロの上空にある監視衛星だけで、40秒間の熱をキャッチした。冷静に考えれば、40秒で400キロはありえない。発射直後に爆発したことがわかる。でも、防衛庁の担当者は、大臣や政治家から、“着弾地はどこだ”“治安はどうだ”“米軍からの情報は?”など問い合わせが相次ぎ、根拠がないまま着弾地点を推定したのでしょう。こういう場合、不確かな情報が飛び交うもので、北海道稚内付近に着弾と報じたテレビ局もあったほどです」
北朝鮮のテポドン発射で、いちばん大事なのはどこに向けて撃ったか。それが確定するのに3週間以上もかかっているのでは話にならない。
おまけに日本政府は米軍からの情報で、事前にテポドン発射が分かっていた。だから安倍官房長官が手際よく会見したり、制裁を打ち出したのだが、肝心のテポドンを見失っていたのでは、マンガだ。金正日に笑われる。
「本当にしまらない話です。間違って日本本土に向けて発射された場合、防衛庁がきちっとキャッチし、ただちに警報を出せるのか不安になります。日本政府はミサイル防衛のPAC3の配備を前倒しで強化する。高い買い物をするわけですが、着弾地点を割り出す情報もなく、どうやって迎撃するというのでしょうか」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)
オソマツすぎる。
【2006年7月31日掲載記事】
[2006年8月3日10時00分]
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