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□福田元官房長官 出馬断念の舞台裏 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/25gendainet02027456/
福田元官房長官 出馬断念の舞台裏 (ゲンダイネット)
9月の自民党総裁選に出馬するとみられていた福田康夫元官房長官(70)が正式に出馬を断念した。「年も年だ。総合的に判断した」というが、要するに「勝てそうにないからやめた」(自民党議員)のだ。こんな福田を担ごうとした反安倍の面々はドッチラケだ。
福田が出馬断念を考え出したのは6月中旬ごろとみられている。5月の訪米でチェイニー副大統領ら要人と会談した福田は、支持率が大きくはね上がり、安倍を猛追し始める。朝日の調査では12ポイント差まで詰めたが、国内人気とは裏腹に米国内では「福田にはガッカリした」という評価が大勢だったという。この間、安倍に事実上の出馬表明をされて、「自分が出れば派閥分裂」に追い込まれてしまった。
「もともと、福田は性格的に弱い。政局を仕掛けて、権力を奪い取るタイプではなく、神輿に担がれるのを待っている。これじゃあ、ダメだ。支持率がその後、下がっていったのも当然だと思う。追い詰められた福田はニュージーランドを訪問した後、近親者を集めてどうしようかと相談している。首相のつらさを間近で経験している福田家は『判断はあなたに任せる』と言いながら、言外に反対したらしい。福田家は、康夫の長男で大手商社を辞めた達夫氏へ継がせることも考えなくてはいけない。家族の気持ちが福田を決断させたのだと思う」(森派関係者)
一部では「資金不足」も指摘されたが、「息子にも残さなければいけないし……」ということだろう。本人は否定していたが、小泉首相が派閥に戻らないことを明言したので、「福田は派閥会長、安倍は首相というすみ分けで合意がなされた」という解説もある。また、この時期の不出馬表明は、昭和天皇のメモと無関係ではないだろう。
「もともと、ケンカ下手の福田です。天皇まで巻き込む形の靖国論争は避けたかったし、それで勝てるならイザ知らず、勝てませんからね。『国論を二分する印象を与えたくない』ということを格好の大義名分にしたのだと思います」(政治評論家・大隈誠治氏)
いずれにせよ、「もう年だ」と自ら語った福田は政治的には“終わり”だ。散々、気を持たせておいて、ガックリである。
【2006年7月22日掲載記事】
[2006年7月25日10時00分]
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