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(回答先: 【正論】国学院大学教授 大原康男 靖国論議は正確な知識を前提に [産経新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 23 日 11:31:22)
〔大原康男氏〕----------------------------------
“A級戦犯”を合祀(ごうし)予定者として選考したのは他の一般戦没者の場合と同じく厚生省(現厚労省)であり、靖国神社ではない。厚生省が送付してきた「祭神名票」に基づいて合祀を行った靖国神社に対して「自主的に分祀を」と求めるのはお門違いもいいところではないか。
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〔浅井久仁臣氏〕--------------------------------
まず、靖国神社の合祀の手続きについてだが、
1.厚生省(現厚生労働省)引揚援護局が回付した戦没者カードによって合祀者と合祀基準(靖国神社作成)とを照合、「祭神名票」を靖国に送る。
2.靖国神社は「霊璽簿」に氏名を記入、遺族にその旨を通知する。
3.例大祭(年2回)の前夜に合祀の儀式を行なう。
という順序で行なわれる。
ところが、A級戦犯に関しては、2番の途中で行なうはずの天皇への上奏が行なわれなかったのだ。そして、14人のA級戦犯が秘密裡に合祀された。
つまり、「天皇の神社」として明治時代に作られ、敗戦によってその形態は変わったにせよ今もなお「天皇制」を精神的支柱としている靖国神社が、天皇を裏切ってA級戦犯を合祀したのだ。
恐らく靖国側とすれば、昭和天皇の「東条嫌い」を知っていただけに、上奏すれば反対されると踏んだのだろう。だが、これは右翼や民族主義者にとっては聞き捨てならない話のはずだ。別にけしかけるわけではないが、右翼がなぜこのことを荒立てなかったか未だもって不思議だ。
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