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(回答先: 左派弱体化へ秘密資金 米CIA、保革両勢力に (岩手日報ニュース) 投稿者 中田英寿 日時 2006 年 7 月 19 日 14:12:21)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060719/20060719_036.shtml
米CIA 左派弱体化へ秘密資金 50―60年代 自民有力者らに
【ワシントン18日共同】米中央情報局(CIA)が1950年代から60年代にかけて、日本の左派勢力を弱体化させ保守政権の安定化を図るため、当時の岸信介、池田勇人両政権下の自民党有力者と、旧社会党右派を指すとみられる「左派穏健勢力」に秘密資金を提供、旧民社党結党を促していたことが18日、分かった。
同日刊行の国務省編さんの外交史料集に明記された。同省の担当者は「日本政界への秘密工作を米政府として公式に認めたのは初めて」と共同通信に言明した。
米ソ冷戦が本格化した当時、日本を反共の「とりで」にしようと、自民党への支援に加え、左派勢力を分断する露骨な内政干渉まで行った米秘密工作の実態が発覚した。
米政府は58―68年「日本の政治動向への影響を狙った4つの秘密計画」を承認。アイゼンハワー政権は58年の総選挙前に「数人の親米保守の有力政治家」への資金提供を行うことをCIAに認めた。
またCIAは59年以降「左派穏健勢力」を社会党から分断し、「より親米で責任ある野党」の出現を目指した「別の秘密計画」を展開。民主社会党(後の民社党)が誕生する60年には、計7万5000ドルの資金援助を行い、64年まで同額程度の支援が続けられた。
=2006/07/19付 西日本新聞夕刊=
2006年07月19日13時39分
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