★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK24 > 263.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□安倍官房長官 危険な核武装構想 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/14gendainet02027310/
安倍官房長官 危険な核武装構想 (ゲンダイネット)
北朝鮮のミサイル7連発を口実に、日本からの先制攻撃論が出てきた。「やられる前にやっちまえ」とブッシュばりの単細胞の議論だが、次期首相最有力候補の安倍晋三が「核武装論者」だけに心配だ。
「敵国が確実に日本を狙ってピストルの引き金に手をかけたようなときは、(攻撃の)判断が許されると解釈される」
額賀防衛庁長官が北朝鮮に対する先制攻撃論を公言し始めた。
麻生太郎外相も「被害を受けるまで何もしないわけにはいかない」と、こちらも先制攻撃容認論である。
小泉首相は「憲法上の問題もある」と慎重論だが、これは面倒臭いことはやりたくないだけ。となると先制攻撃政策は次期首相の有力候補・安倍晋三がやることになる。
その安倍は「議論を深める必要がある」と言い、しかも、核武装論者だから始末が悪い。02年5月、早大でのシンポジウムで田原総一朗から北朝鮮問題を聞かれてこう答えている。
「北朝鮮が日本の攻撃に着手したと見なせるなら、自衛のための先制攻撃は可能だ」「憲法上は原子爆弾だって問題ではない。小型であればですね」
その根拠として祖父・岸信介の国会答弁「核兵器がすべて憲法違反という解釈は行き過ぎだ」を挙げている。しかし、憲法で認められるギリギリは専守防衛までだ。立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。
「憲法9条では『国際紛争を解決する手段としての武力行使は永久にこれを放棄する』とあるし、国際司法裁判所の判断でも、核兵器の使用そのものを違法行為としています。なのに『撃たれる前に撃っちまえ』じゃあ金正日と同じレベルですよ」
核武装も先制攻撃も何でもありなら、そもそも外交なんて必要がない。ならず者同士の肝試しだ。「だってオジイチャンが言ってたんだもん」程度で核武装されたらたまったものではない。
【2006年7月11日掲載記事】
[2006年7月14日10時00分]
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK24掲示板