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□武部幹事長 四面楚歌 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/14gendainet02027309/
武部幹事長 四面楚歌 (ゲンダイネット)
これまで強気一辺倒だった武部幹事長が、きのう(10日)の会見で奇妙なことを言い出した。昨年の郵政選挙で自民党から追放した「造反組」について、「来年の参院選で自民党候補のために全力を尽くす努力を一生懸命してもらうことが大事だ」とし、選挙応援を条件に復党があり得ると言い始めたのだ。
昨年の総選挙では、造反組全員に「刺客」を放ち、それでも当選した議員には「離党勧告」、揚げ句は逆らった県連会長のクビ切りと粛清の嵐。「自民党がけじめをつけたから国民は支持してくれた」と、TVで造反組の復党はあり得ないことを言い切っていた。それが“消極発言”に変わったのはなぜか。
「小泉首相の威光を盾に肩で風を切ってきた武部氏ですが、小泉政権はあと2カ月。これまで黙ってきた党の不満派らの遺恨や批判が向けられ始めているのです。党の実権は幹事長ではなく、中川秀直政調会長に移り、与謝野経財相らとともに安倍体制へと突き進んでいる。武部氏が造反組の復党容認に傾いたのは、党内融和を図り、批判もかわしたいという思惑です」(事情通)
しかし、武部は党内融和どころか永田町での居所すらなくなる可能性がある。
「ポスト小泉で党三役に残る可能性はゼロ。所属の山崎派でもポスト山拓は甘利明が軸になりつつある。地元の北海道12区でも風当たりが強く、次の選挙では苦戦が予想されるのです」(政界関係者)
虎の威を借るキツネの哀れな末路が見えてきた。
【2006年7月11日掲載記事】
[2006年7月14日10時00分]
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