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米国の対アジア長期戦略としては、日本の軍国化により更なる日本の弱体化とアジアへの匕首(あいくち)国家としての育成を目指す事が考えられているであろうが、
当面の小泉政権後の政権の誕生について安定的な展望を得ることが出来ない状態に米国は直面している。
千葉補欠選挙での自民・公明の敗北、
滋賀県知事選挙その他地方の首長選挙での敗北、
それらには、国民の小泉対米追随路線への国民の反省と離反が表れるに至っている。
このような日本国民の政治への関心の中に巻き起こっている変化に対して、憲法改悪・完全再軍備を最終目標とする政治路線を貫徹する為には、何らかの対応策が講じられる筈である。
今回の北朝鮮によるロシア沿岸に沿ってのミサイル演習は、
北朝鮮の国防意欲の決意表明を直接的には表わしているのであろうが、
『何らかの特別な神経回路を通しての指示命令』により、この時期を狙って行われたものではないかと疑う必要はあると考える。
それは、対日本そして対チャイナの米国戦略が背景に存在したのではないのか?
小沢一郎をはじめとする民主党指導部の訪中も睨みながら、対アジア緊張緩和論者の福田の総裁選立候補の可能性も睨みながら、
日本政治の米国離れと日中接近が拡大深化する事への警戒感は高まっていた事であろう。
この時点において、北朝鮮の軍事的脅威を煽り立てることが出来れば、安倍対米追随勢力にとっては大きな追い風となる。
場合によっては、「鉄砲丼、もう一丁の御注文」という事になるかもしれない。
なにやら発射台に向けて、肉を煮込んでいるとかの報道もあるからだ。
今回7・5の北朝鮮のミサイル演習は、日本にとって何ら脅威ではない。
日本の大都市や原発に向けて攻撃を行う理由が存在しないし、「攻撃する理由」を北朝鮮は報じてはいない。
敢えて日本国内に向けて実弾を発射するとすれば、それは日本国内米軍基地に向けてであろう。
今回のミサイル騒動を政府が煽っている事に対して国民が決して動揺することなく、北朝鮮問題について冷静な判断をもち続けることが出来るならば、
国民は軍国化・滅国化を避ける事は可能となる。
日本は、イラクとよく似た運命を負わせられようとしている事に注意しなければならない。
日本をイラクの運命と対応させて論ずると判り易いので、近々これを行うつもりでいるが、ここでは少しだけ触れておこう。
日本をイラクと考えると、
チャイナはイランと位置づけられる。
朝鮮半島はクェートと位置づけられる。
イラクはイランに向けての八年戦争を唆され、
さらにクェートに向けての侵攻を承認された。
これらは罠だったのである。
オイルマネー強国のフセインイラクを壊滅させてイスラエルへの脅威を取り除くだけでなく、石油資源の略奪も狙った。
日本からは、経済マネーを既に略奪したが、無尽蔵の人的パワーの産み出す生産力を国力として蓄える事が無いように、軍事パワーゲームに引き寄せる。
具体的には、チャイナとの軍事緊張に向かわせ、
朝鮮半島との軍事緊張に向かわせる。
その為の「尖閣問題、ガス田問題」であり、「竹島問題、拉致問題、テポドン問題」であるのだ。
この様にして、日本を再び「対アジア侵略国家(戦後に宣伝された虚像)」として匕首として育て上げ、アジアの横っ腹に切っ先を触れさせ、時には突き刺すようにしてアジア経済研からの経済的果実を吸い上げて寄生体制の完備を図るのである。
その他に延命の道は存在しないからだ。
中東ではイスラム住民に嫌われ、
ロシア、欧州では伝統的キリスト教精神に嫌われてしまっているからだ。
しかし、チャイナも防衛の為に止むを得ず、かつての日本の「明治維新近代化」を真似た路線を採用しているに過ぎない。警戒心を永遠に失う事は無い。
様々な参考意見と報道↓
http://www.tanakanews.com/g0711japan.htm
北朝鮮ミサイル危機と日本
2006年7月11日 田中 宇
【社説】国家としての良心を失った日本の先制攻撃論(朝鮮日報)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo24/msg/210.html
投稿者 ジリノフスキー松田 日時 2006 年 7 月 11 日 15:22:15: YsYC0m30wm2Rw
日本、北朝鮮攻撃を検討:AP配信
http://www.asyura2.com/0601/senkyo24/msg/205.html
投稿者 ジリノフスキー松田 日時 2006 年 7 月 11 日 06:44:45: YsYC0m30wm2Rw
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