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□厚生年金 もう破綻 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=07gendainet02027194&cat=30
厚生年金 もう破綻 (ゲンダイネット)
小泉内閣が「100年安心」と胸を張っていた年金改革がボロボロだ。公約した「厚生年金額は現役世代の50%」はもう破綻が明らかになったし、厚生年金は5兆円もの赤字に陥っていることが明らかになったのだ。このまま無責任・小泉を辞めさせていいのか。
小泉政権が04年に実施した「年金改革」は、出生率が07年に1.31で下げ止まり、2050年までに1.39に回復することが大前提。しかし、出生率は上向くどころか、毎年、下がり続ける一方だ。このまま05年の出生率1.25で推移すれば、年金保険料を大幅にアップするか、年金額をダウンさせるしかない。
厚労省によると、年金額が現役世代の50%を割るのは2023年以降というから、いま48歳以下の世代はアウトだ。しかし、これも大甘の見積もりかもしれない。厚生年金は足元のバランスシートも大幅悪化しているのだ。
厚労省が先月末、発表したデータによると「厚生年金保険特別会計」の決算は、実質5兆1000億円の赤字。03年度は3兆8000億円の赤字だった。これもすべて政府のズサンな推計のためだ。
「厚生年金の財政は、サラリーマンの賃金と加入者数によって決まります。賃金が上がり、加入者が増えれば当然、好転する。政府がこの2つを大甘に見積もったために、予定した保険料が入ってこない状態です。00年改革の時には、賃金上昇率を毎年2.5%と推計したが、実際は毎年下がり続けた。加入者数は、04年度は3490万人のはずだったのに、実際は3249万人でした」(民主党の年金担当、古川元久議員)
04年改革では、さすがに軌道修正したが、それでも賃金上昇は非現実的な年2.1%ではじいている。インチキ年金改革は、初めからやり直した方がいい。
【2006年7月4日掲載記事】
[ 2006年7月7日10時0分 ]
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