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2006年6月30日(金) 朝刊 30面
「沖縄戦改ざん許すな」/「集団自決」裁判で学習会
渡嘉敷島と座間味島の「集団自決(強制集団死)」の記述をめぐる「集団自決」訴訟に関する緊急学習会が二十九日夜、那覇市の教育福祉会館で開かれた。原告書面の分析が行われ、参加者は「訴訟は沖縄戦の本質を改ざんする動き。沖縄から声を上げることが大事だ」と確認した。沖縄平和ネットワーク主催。
沖縄国際大学非常勤講師の津多則光さん(63)が、原告書面を分析。天皇制や皇民化教育による誘導の背景を説明していないことについて、「沖縄県史や体験者証言を都合が良いよう使用している」と指摘。「原告が『集団自決』を殉国の死とし、日本軍の住民虐殺を否定するなど沖縄戦そのものへの挑戦だ。侵略戦争を賛美する歴史観形成につながる」と批判した。
会場からは「この裁判は、家永教科書訴訟での議論を念頭に置き闘うべきだ」「重要裁判も進行の迅速化で約二年で結審し、審理が深まらない。沖縄から声を上げて、裁判をきちんと行わせることが大切だ」という意見が上がった。
訴訟は、元軍人らが岩波書店と大江健三郎さんに対し「集団自決」の記述に関し、損害賠償を求める訴訟を、二〇〇五年八月に大阪地裁に提訴した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200606301300_07.html
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