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[暴政]「ヤクザ風、国家的インサイダー取引」で「日本国民の傭兵化」を実現した小泉改革
ワクワクと胸躍らせながら、今、小泉首相は米国ブッシュ大統領の下へ向かっているところですが、過去の発言も含めて、とても正気の沙汰とは思えぬような小泉首相の発言等に関する酷いニュースが次々と飛び込んでいます。
●「もうやめてくれ、増税してくれというまで削れ!」と小泉首相が諮問会議で発言していた。(http://www.asahi.com/politics/update/0627/014.html)
:米軍再編支援関連の予算は殆んど青天井にしておきながら、負担が弱者へ重く伸し掛かる医療・福祉関連予算を情け容赦なく切り捨てるやり方、そしてこの言い草はヤクザそのものだ。ヤッチマエ、アホな役立たず(B層)の日本国民も、もっと締め上げろ!介護難民なんか野垂れ死にさせろ!半病人を長生きさせる療養病床なんか閉鎖しちまえ!・・・が、小泉首相の本音らしい。
●政府・与党は道路特定財源の一般財源化策の先送りを決定(2006.6.28付、日経新聞・記事)
:ところで、歳出・歳入一体化を前提とした三位一体改革の結末はどうなったのか。交付税削減の脅しでムリヤり合併させられた地方自治体の一層の過疎化助長の責任はどうするのか。その過程での政府の甘言に乗せられ、事実上政府に騙された形で起債を膨らませてしまい、確実に破綻の罠に嵌って瀕死の苦境にある多数の自治体をどう始末するつもりか。・・・小泉首相は、三位一体の処方箋そのものの設計ミスを、お得意の擬装、すり替え、先送りでゴマカシて次期政権へ責任転嫁をするつもりらしい。
●「靖国へ行くのは個人の自由だ、何回行こうが問題ない!」(asahicom、読売ネットニュース/http://www.asahi.com/politics/update/0628/005.html、http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060628it04.htm)
:小泉サン、あんたは単なる個人(一般の国民)ではなく日本国の首相なのだ!そんな自覚もない位まで呆けてしまい脳ミソが腐った総理大臣が5年間もこの国の“独裁者”であり続けられたことは奇跡だ、否、国民の大変な迷惑だ!そして、よくぞ日本国民の上に、これだけ多くの不幸のタネをドバドバと飛び散らかしてくれたものだ。ともかく、もうバカを言うのもいい加減にして欲しい。
●「福井俊彦・日銀総裁は職務を全うすべきだとの考えに変わりはないか」との質問に対して「ありません!」と答えた。(asahicom、読売ネットニュース/http://www.asahi.com/politics/update/0628/005.html、http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060628it04.htm)
:ホリエモン、村上ファンドなどのグリーン・メーラーの暴走を許してきたのは間違いなく「小泉改革」(日本政府そのもの)だ。そして、そのキーマンは「小泉改革」の規制改革(緩和)路線の旗振り役を務めてきたオリックス・宮内会長(政府規制改革・民間開放推進会議、議長)だ(http://www.mail-journal.com/)。ここには国家的インサイダー取引の構図が限りなく妖しく透けて見える。一般国民はゼロ金利政策のおかげで銀行によって154兆円以上もの巨額の金を収奪され続けている(1993年と比べ10年間の受取利息減少額=154兆円、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060622)ことになる。このプロセスの中で、福井・日銀総裁は村上ファンドへの投資で1,473万円の私的な利益を得ていたことになる。それに日銀総裁、国会議員などは正規の収入を得ながら年金も満額貰えるという、まことにオメデタイ特典があるのか? このような場合、一般国民は厳しく減額されるのだゾ! ともかくも、小泉首相は「日本国民の良心までも売りさばく“異常な新自由主義”」(新自由主義を導入するにしても、やり方は色々と考えられるはずだ)を日本へ植えつけてしまった。このことに対する責任の自覚もなく「ありません!」ではないだろう!
●小泉首相、カナダ首相会談前にナイアガラの滝観光(毎日ネットニュース/http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060628k0000e010033000c.html)
:さぞかし「日本国民の米軍のための傭兵化」(=世界の中における日米軍事同盟の強化)と「米国産牛肉の輸入解禁」を手土産に臨む「日米首脳会談」終了後のブッシュ大統領との“おセレブ”なディナー(美味な特上の米国産牛肉がたっぷり入った豪華なプレスリー料理?)のアペリティフ(食前酒)というところか。ノー天気な感じで大変結構なことだ。政府専用機での軽快なフットワークの観光旅行の醍醐味は忘れらぬ一生の想い出となるだろう。庶民の感覚では“ただ飯ぐらい危い食い物はない”のだが・・・。
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以下は、[2006.6.26付toxandoriaの日記「残忍な殺人事件の犯人たち」と「小泉劇場」に通ずる“人間的情感と想像力”の欠落、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060626]へのコメント&レスです。当記事と関連する部分があるので、そのまま転載しておきます。
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# とくら 『とくらBlogのとくらと申します。私も何度かTBさせていただいたことがあるのですが、とむ丸さんと同じく、うまく届かないようです。国家的インサイダーのお話がありましたので、TBさせていただきたかったのですが・・。こういう話がもっともっと明らかになってほしいと思います。あまりにもひどく信じがたいので、陰謀論のように扱われるのはおかしいです。
http://ttokura.exblog.jp/3651914/
http://ttokura.exblog.jp/3698402/』
# toxandoria 『“とくら”さま、コメントありがとうございます。
TB不調の件ですが、思い当たる点が一つあります・・・それは、ここ1ヶ月位の間にかなりの回数で“はてな”から障害情報が送信されてきたことです。何か“はてな”のシステム全体に不調が発生しているのかも知れません。いずれにしても、すみませんでした。
ところで、日本の“国家的インサイダー状態”は本当に酷いものです。この深層には、日本のエリートたちの倫理観の欠如というだけでは片付けられない、予想する以上の深刻な問題が潜んでいるような気がしております。ともかくも、日本の経済と民主主義が本当に崩壊しないようにするには、先ず一人でも多くの国民が、この悪しき事態は他人事ではなく、自分自身に直結するリスクなのだと自覚する必要があります。
「地方財政改革」の問題にしても、今まで「小泉劇場」がやってきたことは全くの本末転倒であるような気がします。所謂「平成の大合併」にしても、ひたすら地方を“騙す・脅す・すかす”ばかりという、まるでヤクザのようなゴリ押しの手法です。一方、例えばEUでは国家全体の主役は地方(財政)であることを地方自治に関する理念の根本にシッカリと据えています。従って、同じ新自由主義政策を進めるにしても、EUの場合はこのような根本理念の側面から市場原理主義の弊害に対して一定の制御力が作用する仕組みとなっています。
アメリカでも、暫く沈黙していたアルビン・トフラーが、新著『富の未来』を出版するにあたって次のようなことを語っています。・・・「富」の意味が「知識社会の深化」に基づく新文明の下で根源から変わりつつある。大事なのは株主だけではない。今や、「経済」とは金銭を超えた大きな概念だ。金銭経済と非金銭経済という二つの世界が、相互に作用しながら同時進行で存在するのだ。そして、最も重要な経済主体である企業は、社員やその家族、さらに消費者や地域住民である一般市民にも密接にかかわっているのだ。・・・(2006.6.27付・日本経済新聞、対談記事)
世界第二位の富豪ウオーレン・バフェットが約4.3兆円(自分の総資産の85%相当)をビル・ゲイツの慈善財団へ寄付したというニュースが流れるなかで福井・日銀総裁ほか複数の通産官僚ら「小泉劇場一派」の面々が村上ファンドを巡る国家的インサイダー取引に便乗して大儲けしたというニュースが飛び交っています。また、早稲田大学(理工学系)の某女性教授(50代)が科学研究費の水増請求と流用で投資信託(900万円?)を購入していたという情けない報道が流れています。かと思えば、今日は“東北大学の某大学院・教授(50代)がセクハラで免職”というローカルニュースが流れています。尤も、もはや、この手の下半身がらみのニュースは一週間に一人ぐらいのペースで流れるので珍しくもありませんが・・・。
一方、我が日本国の総理大臣・小泉純一郎氏は、通常国会の会期延長を封印したのでスッカリ安心して、国民の税金で買った手土産を両手一杯に抱き抱えながら、政府専用機に乗り、まさに今ワクワク・ドキドキしながらアメリカへ向かっているところです。意気投合したブッシュ大統領と一緒に、大好きなエルビス・プレスリーのお墓参りをするために・・・。「日米軍事同盟の強化」と「日本国民の米軍のための傭兵化」の約束のために・・・。
しかし、奇人・小泉純一郎氏へこんな我がままと勝手気儘を許したのは、他ならず『2005.9.11衆院解散・総選挙』(小泉首相による憲法違反のクーデタ選挙であったにもかかわらず・・・)で小泉自民党へ“白紙委任状”を与えてしまった過半の日本国民の責任です。それは、彼ら過半の日本国民のいい加減な選挙行動の結果なのです。ともかくも、今や、内閣総理大臣を始めとする日本のエリートたちは、国民が逐一厳しく監視しないかぎり何を仕出かすか分からないアブナイ存在(近頃、やたら目に付く異常な犯罪者らと共通するヴァーティゴ型の錯乱状態(Vertigo/空間識失調=空間認識のため の定位点を見失った錯乱状態/参照、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050627)の精神環境に嵌った人々なのだということを肝に銘じるべきだと思います。
今後とも、よろしくお願いします。』
(参考URL)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/
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