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ポスト小泉政権と世界同時株安(回転木馬deニュース)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo23/msg/319.html
投稿者 接続中 日時 2006 年 6 月 19 日 12:58:30: LZLXOvm1qmTy2
 

ポスト小泉政権と世界同時株安
http://kaitenmokuba.livedoor.biz/archives/50733419.html

福田康夫が「【お珍しい】打倒・安倍晋三」のVサイン(前略)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2090059/detail
「いまの予定だと、自民党総裁選は9月20日ごろになる見込みです。その間、6月末の小泉首相の訪米や、7月15日からのサンクトペテルブルク・サミットなどの政治日程があります。福田氏は、その頃に“政策本”を発表する予定の安倍氏ら、他候補の状況を見て、7月16日の70歳の誕生日の後くらいに“後出し”で出馬宣言をするのではないかと見られています」(全国紙政治部記者)

 ただし、この福田氏のシナリオの前に立ちはだかるのは、小泉首相である。

 周知のように、小泉首相の“意中の後継者”は、安倍氏だ。「やる気がない」と野党に罵倒されながらも国会の会期延長をまったくせず、予定通り6月18日に閉会してしまうウラには、安倍氏を援護射撃する“最後のサプライズ”計画があると、いま永田町では持ちきりだ。

「サプライズ計画は、3種類が取り沙汰されています。訪米、あるいはサミット後に、(1)電撃的に3度目の訪朝をし、横田めぐみさんと娘のキム・ヘギョンさんを連れ帰る、(2)いきなり訪中し、胡錦濤国家主席と会談、中国と和解する、(3)8月15日に靖国参拝。そのまま辞任し、自民党総裁選に突入する。……いずれにしても、安倍氏に対する外交懸念を払拭したり、あるいは安倍氏の戦いを有利にするものです。そうなればプライドの高い福田氏は、惨敗を恐れて出馬もせず終わるかもしれません」(自民党森派幹部)

 安倍か、福田か、それとも他の候補か。首相の椅子を巡る“熱い夏”は目の前だ。
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(貼り付け終了)

■「尊皇攘夷」に目覚めた福井日銀総裁?

日銀の福井総裁が、3月にゼロ金利解除を宣言して以来、全世界で同時株安が起こった。日銀の当座預金残高を、この6月までに30兆円から10兆円を切るまでに吸い上げてしまったのである。世界の金融市場から約20兆円ものお金が急激に吸い上げられたことになる。海外のヘッジファンド等の投資家が、低金利の円を調達してから、ドルに替えて世界の新興市場に投資していた。その円キャリートレードの流れが突然幕を閉じたわけである。もしかしたら福井日銀総裁は、突然「尊皇攘夷」に目覚めたのだろうか。どうも不思議な流れである。

そればかりか、世界覇権国のアメリカの方でも奇妙な政策が取られている。新FRB議長になったバーナンキが必要以上に「インフレ懸念」を強調する発言を繰り返しながらも、金利を引き上げようとしている。株価が暴落しているというのに、さらに金利を上げようと意図している。ちょっと常識では考えられない行為である。もしかしたら、前FRB議長のグリーンスパンとはまったく正反対の役割が、バーナンキ新FRB議長の「インフレ懸念合唱」の裏に隠されているのではないのか。

■世界になめられてしまったブッシュ政権

だとしたら、それはいったいどんな役割なのだろうか。いまブッシュ政権は、9.11テロ以降の最低の支持率33%に落ち込んでいる。アフガン戦争、イラク戦争等では熱狂的な支持を得たのだが、イスラエルの利益拡大に邁進したネオコンの思惑が徐々に暴かれるに従って、アメリカ国民に失望感が広がった。

その巻き返し戦略として、イラクの武装勢力のザルカウィがピンポイント攻撃によってタイミングよく殺害され、またゴールドマンCEOのポールソン財務長官を迎えて、バーナンキ新FRB議長の唱えるインフレリスクに対して磐石の態勢を整えたかに見えなくもない。しかし本当にブッシュ政権は大丈夫なのだろうか。

イランのアハマディネジャド大統領に、米英仏独と中ロの6カ国の「包括見返り安」に肯定的な反応を示しながらも、「ある利己的な国が行いを改めれば、問題は解決する」と批判され、その一方で北朝鮮の金正日が、またもやテポドン2の発射準備を始めている。私の直感では、ブッシュ政権は、いまやかなり世界から嘗められ始められている。

今回の世界的な株価の暴落に対して、ブッシュはほとんど知らんぷりしているし、今回の北朝鮮やイランの反逆に対しても、かつてアフガンやイラクに行なった有無を言わせない先制攻撃体制とはかなり違っているように感じてしまうのは、本当に私だけなのだろうか。

そればかりかイランが、年内を目標にユーロ建て石油取引市場の創設準備に動いたり、ロシアのプーチン大統領がルーブル建ての石油・ガス取引を始めると宣言したり、ベネズエラのチャベス大統領までも、ユーロ建ての石油輸出を検討し始めているのだ。私には、何かがリセットされる瞬間を、ブッシュ政権は待ち受けているような気がする。

福井日銀総裁の尊皇攘夷のようなゼロ金利解除政策に対して、一応村上ファンド絡みのリークによって釘を刺される格好にはなった。しかし背後で操る国際金融勢力のリアリティというか輪郭が、なんだか蜃気楼のようにぼやけて見える。小泉・竹中政権がレイムダック化する流れの中で、村上ファンドやホリエモンや日銀時代の部下だった木村剛等が、とりあえず排除される格好で幕を閉じようとしている気がする。そしてそれ以上の闇はなかったことにされる可能性が高い。そうなれば、次の総理が誰になるにしろ、とてもすっきりと動きやすく、操りやすい大勢となるかもしれない(笑)。

■ポスト米国に向かう新アジアの胎動

5月5日に、インドのハイデラバードでアジア開発銀行(ADB)の年次総会が開かれた。ドル固定相場重視を徐々に軽減し、ドルに代わる新たな貿易決済制度を確立する方向に進もうとする構想である。しかしこのアジア通貨単位という構想は、かつて日本の大蔵省が提唱したことがあり、アメリカの強力な警戒感を呼ぶことで頓挫してしまった経緯がある。ところが、今回はロスチャイルド配下のロンスター銀行の意向によって推進されているのだ。

インドや中国等の成長著しいアジアを、ユダヤ金融勢力は虎視眈々と狙っている。まちがいなく21世紀はアジアの時代なのである。その飽くなき野望のためには、かつてのブラック・マンデイのような「金融危機」が、どこかのタイミングで創造されなければならない。ドル基軸通貨体制であるアメリカ帝国主義に大きく亀裂が入った後に、一気にアジアにお金が雪崩れ込んでくるシナリオが用意されているにちがいない。

それが大きなうねりとしての国際金融勢力の野望である。9.11以降の単独覇権主義と「テロとの戦争」はある意味で弱いものいじめの時間稼ぎ過ぎず、対中国封じ込め戦略のバリエーションのひとつにすぎない。アメリカは核保有国である中国とまともに戦うわけにはいかない。それに韓国が気づいて、一気に中国に擦り寄ってしまった。韓国は、中国の核ミサイルからアメリカが守ってくれないリアルな真実に、気づいたのである。

まあ、そんなうねりの中で、小泉純一郎の靖国参拝が行なわれ、実行されているのである。アメリカは、日本に韓国のようになって欲しくはない。ブッシュ政権は、日本まで中国に取り込まれてしまうことを、恐れているのだ。だから小泉首相の靖国参拝は、心の問題とは何の関係もない。あくまで地政学的な選択なのである。小泉首相自身は、地政学なんかより、もちろんオペラやサッカーの方がお気に入りである。そんな流れから察すると、次期総理はすでに決まっている。

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