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米原子力空母：横須賀への配備 ０８年５〜６月ごろ
【ノーフォーク米海軍基地（バージニア州）和田浩明】米海軍横須賀基地（神奈川県）への０８年の配備が発表された原子力空母「ジョージ・ワシントン」のゲーリー・ホワイト艦長（大佐）は１４日、配備時期は同年５〜６月ごろになりそうだとの見通しを明らかにした。具体的な時期に米軍幹部が言及したのは初めて。地元が懸念している原子炉などの安全性に関しては、米軍原子力艦船の過去の運用実績で確認されており問題はないと強調した。
ホワイト艦長は、現在母港のノーフォーク米海軍基地に停泊中の同空母は今後、整備などのため０７年１０月ごろまでドック入りする予定で、横須賀基地への配備は「０８年の５〜６月ごろになると予想している」と語った。
安全性については「過去５０年間に何百もの原子力艦船の運用で確認されている」と強調。長期間燃料補給の必要のない原子力空母は、緊急時の機動的な運用が可能で、安全保障上高い抑止力を発揮すると主張した。
ジョージ・ワシントンは、横須賀基地を事実上の母港とする通常型空母「キティホーク」（０８年退役予定）の後継艦として米海軍が昨年１２月に発表した。
毎日新聞 2006年6月15日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060615k0000e030080000c.html
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