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http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/226b99a559c32ab6a52c41c39f1490cfより転載。
2006-06-14
ホワイトカラーエグゼンプション,ついに制度化へ動き始める〜これも絶対阻止!
朝日新聞(http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060614/K2006061307670.html)によると,
【働く人と会社の雇用契約のルールを明確にする新しい「労働契約法」と労働時間法制の見直しに向けて、厚生労働省は13日開かれた労働政策審議会の分科会で、素案を示した。
長時間労働の是正のために賃金に上乗せされる残業代の割増率を引き上げる。
一方で、一定以上の収入の人は労働時間の規制から外して残業代をなくす仕組みなどを提案している。
会社員の働き方を大きく変える内容だ。】
という。
この残業カット制度は,すでにここ(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/d6c679f42924793c44168b628b7e021f)などで何度か取り上げたホワイトカラーエグゼンプションである。
朝日新聞の説明では,
【一定以上の年収の人を労働時間規制から外して残業代の適用対象外にする「自律的労働制度」の創設】
ということだが,その実態は
【自律的労働制度の対象となる社員について、厚労省案では具体的な基準は示されていないが、日本経団連は昨年、年収が400万円以上の従業員を労働時間規制の対象外にするよう提案しており、基準の設け方によっては多くの正社員の残業代がなくなる可能性もある】
というものである。
年収400万円というと,子どもが成長して教育費などが嵩む所帯なんかの稼ぎ手の多くは,あてはまるのではないだろうか。
もし400万円以上がホワイトカラーエグゼンプションとされるのだとすると,数日前に
【長時間労働を是正するために、現在最低25%の残業代の割増率を、月30時間を超える場合に50%とする
▽長時間残業した人の休日取得を企業に義務づける
▽整理解雇の乱用を防ぐルールの明確化などを盛り込んだ】
などと報道されたことはいったい何だったんだろうか。
新聞はまた,国民を惑わせるための情報に踊らされてしまったのだろうか…。
各国の状況はこちら(→http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/s0520-7b.html)
働き蜂国家日本で導入された日には,各国よりも悲惨な状況となるのは明白だろう。
本システムは,家庭を崩壊させ,働く人をすり減らすトンでもない制度です。
絶対に阻止しましょう!!
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