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「NO」と言える国家―奪われ続ける日本の国富  原田武夫著
http://www.asyura2.com/0601/senkyo23/msg/136.html
投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2006 年 6 月 09 日 05:11:05: 9HcMfx8mclwmk
 

原田武夫氏の新しい著作が出たので、期待ができるのでご紹介します。

参考 ゲンダイネット 日本資産のっとり計画 原田武夫
http://gendai.net/?m=list&g=syakai&c=020&s=87


http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828412778/250-3463126-4463441?v=glance&n=465392

「NO」と言える国家―奪われ続ける日本の国富 (単行本)
http://www.selfstudy.biz/harada/
http://www.70nen.com/
石原慎太郎氏(現・東京都知事)らによる著作「「NO」といえる日本」(光文社)が刊行されたのが1989年。大ベスト
セラーとなったこの本は、その後、「貿易戦争」がますます米国との間で激しくなる中で、日本人の心のバイブルとでも
いえる位置を占めるようになったのでした。
 
 あれから17年。果たして、私たち日本人は、米国をはじめとする諸外国に正々堂々と「NO」と言う国家を作り上げる
ことができたのでしょうか?ーーー答えは明らかに「NO」です。

 小泉改革が、実は米国を中心とした覇権構造による日本の国富に対する収奪のために行われたものであったことが
徐々に明らかになるにつれ、私たち日本人は新しい羅針盤を必要としていることは明白です。しかし、巷を見ると、やれ
「品格」だ、「武士道」だと、使い古した精神論ばかりが横行しています。このままでは、時計の針が単純に昔に戻る
だけで、「日本人のための日本」をつくることからは程遠くなってしまいます。

 先著「騙すアメリカ 騙される日本」(ちくま新書)を刊行して以来、実にたくさんの方々から、「では、どうしたらよいのか」
という質問を受けました。今回は、この問いに真正面から答え、「NO」というだけではなく、覇権国に対し、「YES」と
まで言わせるだけの国づくりのために必要な10の方策をまとめ、世に問うことにしました。いわばこの本は、私・
原田武夫にとっての「マニフェスト」にあたるものです。
 折りしも時は「ポスト小泉レース」となり、これから日本は政治の嵐をくぐりぬけていかなければなりません。この本を
片手に、誰が本当に私たちの国・日本を導くべき者であるのか、じっくりと品定めしていっていただければと思います。
                                                       (2006年5月 原田武夫記)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062777/250-3463126-4463441?v=glance&n=465392
●「騙すアメリカ 騙される日本」(ちくま新書)
  (2005年12月5日発売 筑摩書房のホームページはこちら。 現在、第4刷が発売中です!)

 この15年間くらいの日本を見て、「何か変だよ!」と思いませんか?日本中、何から何まで「改革」「カイカク」の大合唱
です。しかし、その自称「改革」によって、本当に世の中はハッピーになっているのでしょうか?
 もっともこのように述べると、すぐに「感情的な議論」に走ってしまいがちなのが日本の世論です。「何かおかしい!」と
叫んだところで、個別に議論していくと自称「改革勢力」が語っていることの一つ一つには「経済的合理性」があるように
も思えるため、論破されてしまうのがオチです。たいていの場合、議論はそこで終わってしまいます。
 この本は、現代日本社会に厳然と存在しているものの、意図的に見えなくされている本当の対立軸を検証していくもの
です。その対立軸とは、「米国との距離感をどう取って行くのか。米国による覇権構造の中で日本はどういった立ち位置
を確保していくのか。」という根本命題です。
 もっとも、これまでこの問題について指摘する図書は数多くありましたが、いずれも最終的には何らかの意味で感情論
に陥り、「陳腐化」され、忘れ去られるか、「そういうもの」として「キャラ立ち」させられ、言論の隅に追いやられてきまし
た。しかし、誰しもが「今の世の中、何か変だ!」と気付いている今、日本人の一人ひとりが戦後日本のこの「根本命題」
に立ち返って考え、自分たちなりの「立ち位置」を意識的に決めていく必要があるのではないでしょうか。

 この本では、過去15年間の歩みを振り返る中で、日本人にとっては余りに「当たり前」の出来事となり、「まさかこれ
まで米国による所業だったのか!?」と驚いてしまうことまで、米国の「奥の院」が策定した「一つのシナリオ」に沿って
展開されてきたということを感情論に走ることなく、豊富な経済データと史料をベースに「静かな形」で検証していきます。

 一人でも多くの方々が、この本を手に取り、「日本人として本当に必要な議論」へ真正面から参加されることを希望して
やみません。あなたは「日本」、「米国」、そのどちらを向いているのですか?
 皆様、良い加減、「本当のこと」を語り合いましょう!  (2005年11月末 原田武夫記)

【追記(2006年2月)】
2月5日付朝日新聞読書欄に斉藤貴男氏による本書に関する紹介文「日米間の真実を知るために」が掲載されました!

http://www.mag2.com/m/0000194350.html

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