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http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060607_4.htm
志摩の外国人 郵政公社謝罪
三重県志摩市で英会話教室を経営するマレーシア人の男性(43)が、郵便局から本国の家族に送金しようとしたところ、受取人の父親や本人の名前に「ビン」が含まれていただけで、国際テロ組織アル・カーイダの指導者ウサマ・ビンラーディンの関係者の疑いがあるとして、手続きが10日も遅れていたことが6日、わかった。日本郵政公社は「無関係と確認するのに時間がかかった。申し訳ない」と謝罪しているが、男性は「過去2年間、同様に送金してきたが問題はなかった。納得できない」と、同公社側の対応を批判している。
男性は5月25日、同市内の郵便局から、本国に住む父親に国際郵便為替で送金する手続きをとった。ところが、今月2日になって郵便局から、送金手続きを中断するとの連絡があった。同公社の事務センターが「受取人がテロリスト関係者の疑いがある」と判断したのが理由という。
3日後の5日、テロ組織と無関係と分かり、送金手続きが進められたが、男性は、「ビンは息子を意味し、よくある名前。日本郵政公社は問題の重大性を理解していない」と憤っている。
外為法の規定で、国連安全保障理事会がテロリストと関係があるとして資産凍結などの経済制裁を決議した世界500の団体、個人については、財務相の許可がなければ送金できない。各金融機関は、財務省の要請で、国連が作成したリストに基づき、送金先や口座などをチェックしており、同公社貯金事業本部は「一か所でも同じ場合は調査するようにしている。今回は確認に時間がかかり、手続きが遅れた」としている。
(2006年6月7日 読売新聞)
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