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(回答先: 国会延長でいったん合意、首相が「状況変わった」と翻意―NIKKEI NET 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 6 月 04 日 23:08:09)
◇首相“翻意”の舞台裏、片山氏が明かす…国会会期延長
小泉首相は当初、今国会の会期延長を念頭に、自民党の青木参院議員会長と話し合うはずだった――。片山参院幹事長が3日、岡山県玉野市での講演で、会期延長をめぐり首相が“方針転換”した舞台裏を明らかにした。
党内では、9月の総裁選に向けて、首相の路線に批判的な福田康夫・元官房長官への支持の高まりが、首相が延長を見送るきっかけとなったとの見方が出ている。
片山氏は講演で、5月8日に首相と青木氏が国会内で会談した際のやりとりを披露した。
青木氏「教育基本法改正案は成立させないといけませんよ」
首相「そう思う。会期延長については土壇場でもう一度、相談しよう」
この協議内容を知る片山氏は、首相がいくら会期延長を否定しても「陽動作戦だと思っていた」という。
ところが、片山氏が5月30日に首相官邸を訪れ、首相の真意を尋ねると、首相の答えは予想外だった。
首相はまず、「延長したくない」と強調。成立させる法案と継続審議にする法案の仕分けについては、「お任せします。よく衆参で相談して。野党が応じなければ強行採決もいいが、乱闘にならないようにして下さい」と注文した。
片山氏が「青木氏と教育基本法改正案を成立させるため、会期延長は土壇場で話し合うという話をしたのではないか」と質問すると、首相は「した。したけど、状況は変わった」と言うばかりだったという。
片山氏はその足で安倍官房長官と会い、首相の意向を伝えると、安倍氏は「本当ですか? (教育基本法改正に熱心な)森(前首相)さんが怒るだろうな」と漏らしたという。
首相の言う「状況の変化」について、党幹部は「福田氏の世論調査での支持率が上がったことだろう。首相は、閣僚ゆえに総裁選に動きにくい安倍氏に配慮し、国会を閉じ、安倍氏が走りやすくしたいのだろう」と解説する。
一方、青木氏は当初、首相の“変心”に当惑していたが、最近は、「小泉さんの最後のわがままだ」とあきらめ顔だという。
(2006年6月3日22時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060603ia24.htm
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