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(回答先: 一日の国民投票法案の審議;自民党の新憲法草案は近代憲法の原理を逸脱している(辻本清美ブログ) 投稿者 heart 日時 2006 年 6 月 03 日 00:46:41)
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2006/05/31-989.htmlより一部転載。
2006年5月31日
「国民投票法案」の正体
国民投票法案をテーマにしたNHK「日曜討論」の反響は、予想以上に大きかった。NHKの担当ディレクターが言うには、「よくわかった」という声が多く寄せられたとのこと。さて、何が「よくわかった」のか。
私は、「国会の論戦の雰囲気」と「法案を今出そうとしている側の、ホントウの意図」ではないかと思っている。
この日は、私や共産党の笠井議員がはげしく突っ込んだ。
私は番組の中で、
「国民投票法案を『中立な、単なる手続法だから作ることに問題ない』という意見がある。しかし、自民党の新憲法草案をつくった人たちと、手続法をつくろうとしている人たちは同じ。きわめて政治的なにおいを感じる」
と発言。
その後も、手続法の議論をしているはずが、どんどん中身の話になってしまう。
「ここでの議論を見てもわかるとおり、手続法と中身の話は切り離せない」と指摘した。現場にいれば、「憲法を変えたい、そのための手続法だ」という明白な意図が伝わってくるのだ。
その意図が、先週末に出された国民投票法の政府案、そして民主党案でさらに明らかになった。
「これは国民投票法という名の、改憲準備法だ」
両案とも、憲法改正に関わる「国民投票制度の新設」にとどまらない、きわめて危険な項目が隠されている。
第6章「国会法の改正」。
この国民投票法が成立すれば、自動的に次の国会から憲法改正原案を審査し決定できる「憲法審査会」なるものが設置され、国会閉会中も審議ができると書いてあるではないか。
中立な「手続法」なんてとんでもない。
社民党は本日、河野洋平衆議院議長に「憲法改正国民投票法案の取り扱いに関する取り扱い」に関する申し入れを行った。
私たちの申し入れに対し河野議長も、国民投票法案の中に国会法の一部改正が入っていることに、一定の問題を感じていらっしゃるようだった。
しかし、内閣提出法案ではなく議員提出法案であるために「慎重な審議を」というにとどまっているとのこと。
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