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(回答先: 与党「共謀罪」の今国会成立を断念―Yahoo!読売新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 6 月 02 日 13:33:18)
共謀罪、民主党は採決応じぬ方針
2006年 6月 2日 (金) 13:23
「共謀罪」創設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案をめぐって与党が民主党の修正案をそのまま受け入れる方針を示したことに対して、民主党は2日午前の国対役員会で、衆院法務委員会での採決には応じられないとの方針を確認した。同委員会への民主党案提出も見送る。これに対し自民党の細田博之、公明党の東順治の両国対委員長は、民主党が対応を変えない限りは、継続審議もやむを得ないとの認識で一致した。
細田氏は「継続審議もあるか」との記者団の質問に「まあ、そうでしょう」と述べた。「民主党が出席しないのに民主党案を採決することはありえない」とも語った。
与党は今国会での成立をめざし、民主党案を受け入れることを決め、2日にも採決する考えだった。一方、民主党は、政府が「民主党案では国際組織犯罪防止条約を批准できない」としてきた国会答弁を修正することを採決の条件としていた。
この点について麻生外相は2日午前の記者会見で「民主党案では条約の批准はできない」との考えを改めて示し、「国際条約を批准することにあたっては(条件は)満たしていない」と語った。
小泉首相は2日、首相官邸で記者団に「執行部に任せている」と述べるにとどめた。自民党内では改正法成立後も批准に向けて、民主党との協議を続けるべきだとの声が出ている。自民党が再修正を前提としていることに、民主党内から「偽装丸のみだ」(国対幹部)との反発が出ている。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午前、今国会での採決について「基本的には無理だ」と記者団に語った。渡部恒三国会対策委員長も同日午前の国対役員会で「話し合いに応じることは出来ない」として、2日の委員会審議には慎重に対応するよう、衆院法務委員会の平岡秀夫・民主党筆頭理事に指示した。
平岡氏は「批准はダメだと言われたら、採決の前提を欠く状況だ。『政府として努力する』というのが(採決の)前提だ」と話した。荒井聰国対委員長代理も同日の記者会見で今国会中の見通しを問われ、「今後の話し合いだけど、私の気持ちではぷっつり切れた」と不快感を示した。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060602/K2006060202020.html?C=PT
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