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□安倍福田沈黙の対立…森派パーティー言葉交わさず [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006053137.html
安倍福田沈黙の対立…森派パーティー言葉交わさず
30日夜、両雄は所属する党内最大派閥・森派の政治資金パーティーに出席したが、言葉もほとんど交わさないまま。9月決戦に向け、「対立の構図」が鮮明になった。
「世の中には、福田と安倍が出て、(森派が)2つに割れたら面白いなと思っている人が多いかもしれないが、清和会(=森派)はどういうことになっても、話し合って協力していく」
派閥領袖の森喜朗前首相はパーティーでこう結束を呼びかけた。
現在、派内には安倍、福田両氏をめぐり微妙な空気が流れている。
このため、同派幹部はパーティー開催にあたり、2人による約30分ずつの演説を提案したが、両氏とも固辞。
「近隣諸国が台頭する中でどうやっていくか大きな課題だ」(福田氏)。「今後も責任感をもって日本を素晴らしい国にすべく頑張りたい」(安倍氏)などと5分程度のあいさつとなった。
それも両氏の登壇時間を1部と2部に分けたため、安倍氏のあいさつが始まる前に福田氏は会場を後にする距離感の遠さ。派閥の政策提言も、両氏が外交政策や財政政策で立場が異なるため、具体策に踏み込まない総花的なものとなった。
実は、同派には派閥分裂の苦い歴史がある。
平成3年の総裁選では、急死した安倍晋太郎元外相の跡目をめぐり、三塚博元蔵相と加藤六月元農水相が抗争を展開し、最終的に加藤氏らは除名された。10年の総裁選でも、小泉首相を擁立した森氏らと亀井静香元建設相らが対立し、亀井氏らは派閥を脱会した。
現時点で、森派内では安倍氏を総裁候補に推す声が優勢で、福田氏支持を明言しているのは数人程度。ただ、派を割ってまで両氏を支えるという議員はほとんどいない。
小泉首相が会期延長を否定したことで、来月18日の国会閉会後は本格的な総裁選バトルが始まることになるが、最大派閥に生じた亀裂はさらに深くなりそうだ。
ZAKZAK 2006/05/31
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