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□手段選ばない! 小沢が分断工作…自民恐々 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006052929.html
手段選ばない! 小沢が分断工作…自民恐々
民主党の小沢一郎代表が、ついに自民党分断工作に乗り出した。天下分け目の戦いといえる来年夏の参院選で勝利するため、郵政民営化法案に反対した自民党造反組のいる選挙区にテコ入れを始めたのだ。足元を脅かされつつある自民党執行部は戦々恐々としている。
「大いに結構だ。『現在の自民党ではダメだ』という方とは、自公与党を過半数割れに追い込む一点で協力し合えればいい。公認候補でやりにくい時は、公認候補にこだわらなくていい」
小沢氏は28日午後、徳島市内での記者会見で、郵政造反組との協力についてこう語った。勝利のために手段を選ばぬ執念が垣間見えた。
来年7月の参院選を「政権奪取に向けた天王山」と位置付ける小沢氏。その勝利を確実にするため、GW中も外遊には出かけず、多くの時間を候補者選定作業に没入していたといわれる。
勝敗を左右するのは1人区の29県(定数是正後)。小沢氏は「このうち20で勝つことを目指していく。今年夏までに全選挙区を回る。6月は毎日ぐらいのペースで行く」と意気込む。
今月15日の山形県からスタートした「選挙区行脚」。先週末の香川、徳島両県に続き、来月早々、佐賀、高知両県入りするが、ほとんどが郵政民営化法案に反対した自民党造反組の地盤。
小沢氏は民主党支持の労組だけでなく、自民党時代から親交がある経済界や農業団体などにも接触。自民党造反組に直接働きかけなくても、記者会見などで「造反組との連携もあり得る」といったセリフを語るだけで、自民党を十分揺さぶることになるわけだ。
こうした中、自民党造反組の1人、後藤博子参院議員(大分選挙区)が離党届を提出した問題が、同党内に波紋を広げている。
大分県連が参院選で後藤氏を推薦せず、候補者公募を決めたことに反発したもので、昨年の郵政政局の「後遺症」が、参院選の公認調整をめぐって初の離党者を出すケースとなった。
昨年の通常国会で郵政民営化法案に反対した参院議員のうち、来年改選期となるのは選挙区では後藤氏を含め9人。しかし、1次公認を得たのは高知の田村公平氏だけで、残りは地元組織とのしこりが尾を引き、公認申請すら出ていない。
片山虎之助参院幹事長は26日の記者会見で、後藤氏の離党問題について「他の選挙区への影響はない」と否定したが、小沢氏が造反組との連携をチラつかせているだけに、自民党執行部は「後藤氏は氷山の一角。他の造反組が追随する可能性がある」と連鎖反応に危機感を強めている。
ZAKZAK 2006/05/29
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