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Web2.0:8年前のわがインターネット世界革命宣言が実現
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/566.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 5 月 28 日 23:26:01: CjMHiEP28ibKM
 

辛口時評060528

Web2.0:8年前のわがインターネット世界革命宣言が実現しつつある。

阿修羅掲示板で「Web2.0」という言葉が議論になった。キーワード検索をすると、以下の論評が出てきた。末尾に、8年前のわがインターネット世界革命宣言を添える。
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http://blogs.itmedia.co.jp/watahiroki/2006/05/web20_8b1c.html?enpura
2006年05月27日

団塊の世代がWeb2.0で国家の品格を守る

ベストセラーの「ウェブ進化論」と「国家の品格」をともに読んで共感している年配ビジネスマンも多いことと思います。
最新のWeb技術動向とそれを活用した次世代ビジネスのトレンドを完全には理解できないものの感心しながら学ぶ一方で、あくせくと欧米、特に米国がおしつけた理論や、もしかしたら最新技術に翻弄されて生きていることに対して、忘れかけた日本人としての心をとりもどすべきという、少し現実逃避的な共感を感じている2つの局面が同一人物に共存しているのではないでしょうか。

日本の高度成長をささえてきた団塊の世代はまさしく、その2つの局面で共感したり翻弄されている世代ではないでしょうか。日本的武士道&家族的精神で戦後の高度成長を引っ張ってきてきたか思うとバブルがはじけた後は米国流経営の波にもまれ待遇も二極化していき生き残りが厳しい状況になり、またインターネットの進歩の理解なくしてはビジネスを語れない時代になり、いっそう生き残っていくための学習や自分の変化をすすめていかなければいけない厳しい世代ではないでしょうか。

しかし、少し前向きに考えるとこの団塊の世代が国家の品格を回復させる、明るい日本の未来を築いていくのではないかと思います。

1)そもそも日本の古きよき武士道精神を理解している世代である。
2)加えて、様々な人生経験を踏まえた智恵が各個人に蓄積されている。
3)リタイヤすることにより、企業経営の理論に縛られること無い自由な意見やコミュニティ活動ができるようになる。
これらを、Web2.0の世界で
4)自らがCGMとして発信することで国家の品格を復活させるブームを起こすこととが可能となる。
5)団塊の世代がリタイヤして経済力が減衰していくのではなく、ロングテール、富の再配分のメカニズムにのっとって一様な大規模なビジネスモデルだけでない彼らの智恵を生かした多様化した小規模なビジネスが盛んになってくる。

つまり、団塊の世代のリタイヤはWeb2.0と結びつくことにより、国家の品格を復活させるブームやビジネスモデルが盛んになってくる、という考えです。

ちなみに、「国家の品格」は素晴らしい本ではありますが、面白いのは、「理論だけでは世界が破綻する」ことを理論的に証明しようとしているが、その証明しようとしている理論に偏見があり論理的でない決めつけのような書き方をしているところなど、なるほどと理論だけで証明してはいけないのだと思わされました。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/sengen.html
週刊『憎まれ愚痴』1998.3.10.
メディア批判:世界革命宣言

メディア批判と市民の情報発信は、今、決定的な重要課題である!
 この「メディア批判:木村愛二の『取って換わる国際情報基地』」の開設に至る直接的な事情については、「1」の「その1」の「はしがき」に記した。

 しかし、これは同時に、私の年来の大手メディア批判の戦いの延長線上に連続して切り開く、サイバー空間の新しい地平でもある。

 だが、だが、この情報基地の出城の高札でも注意したように、世間的には非常識で危険な情報を伝えるに当たって、私はまず、マーク・トウェインの晩年のエッセイ『人間とは何か』(中野好夫訳、岩波文庫)の一節「人間唯一の衝動」への注目を喚起する。

 そこでは、無神論者とキリスト教宣教師がともに、自分では「良心の衝動」に駆られたと思い込んで他人の思想を変え、その結果として他人を不幸にし、後悔の呵責に苦しむのである。結論は「みんな自己満足、自己陶酔の現われにすぎんのだよ」である。

「真実が靴の紐を結ばぬうちに、虚偽のニュースは世界を一周してしまう」(マーク・トウェイン)
 この至言を、私は、戦前に大阪で発行されていた『現代新聞批判』)の復刻版で発見した。掲載の日付は、1941年9月1日、いわゆる太平洋戦争勃発、または、アジア・太平洋戦争における対米開戦の三か月と一週間前である。

 これもまた、 マーク・トウェインの言葉とあるが、まだ、英語の引用句事典などには当たっていない。とかく有名な警句ほど、発言者の「伝説」であったという例が多いので、一応、出典は留保しておくが、無線電信の開幕期に、その将来を鋭く予測したものだとすれば、永遠の高い評価に値する。いままた、インターネット開幕期である。再び真剣に この至言に耳を傾けることが必要だろう。[注]
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[注]2003.08.05.追記:2003.5.17.原文発見を発信せり。
 
『亜空間通信』600号(2003/05/17)
【英米式腹話術掌人形テロリスト騙し受売り日本メディアと平和売人は匪賊知らずや】
[中略]
 ついに昨日(2003/05/16)、電網検索により原典を発見!
http://www.quotationspage.com/quotes/Mark_Twain
Mark Twain
A lie can travel halfway around the world while the truth is putting on its shoes.
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 日本ではもっぱら「トム・ソウヤー」「ハックルベリー・フイーン」の子供向け省略版で知られるマーク・トウェインは、辛辣なヨーロッパ見聞記をものしたことで一躍有名になった叩上げの新聞記者だったし、文明批評家ともいえる見識の持ち主だった。

 それから、優に一世紀、いわゆる「情報化社会」の下での、『意識産業』(エンツェンスベルガー)による意識の支配や、マスコミ業界の『第四の権力』(セルバン=シュレベール)化などが、こちらは叩き上げ不足の難解な言葉で議論され始めて久しいにもかかわらず、古来からのいわく、「敵もサル者、引っ掻く者」とか、この次の宣伝高札に記した拙作でも論じた如く、産学共同の見本、アカデミー業界苦心の「御用学者」産出の方も止まることなく、自称「反体制」の不勉強に付け込む似非「左」だの似非「市民派」だのまでが、そこここに徘徊し続けており、結果として、未だに大手メディアへの幻想は断ち切れず、反撃の主体の存在すら明確ではない。

あえて預言する

 そこで一番重要なことは、自分の頭で考えるという単純明快、しかし実は非常に難しい作業を、それぞれが権威に頼らず、個人に徹した上で行うことであり、そういう個人同士が互いに鍛えあうことのできる仲間作りである。

 個人の自立的思考を可能にするために不可欠な基礎的条件は、情報を入手し、選り分け、整理し、分析し、総合的判断を下す実務的能力である。

「預言者、邦に容れられず」とも言うが、あえて預言すれば、それぞれの市民が、以上のような作業をこなし、自らを鍛え上げ、何らかの問題について判断を下すことができるようになった時に初めて、情報洪水を覆っていた深い霧の中から、大手メディアの虚構の巨城の最大の弱点、搦手の透かし彫が、ほの見えてくる。

 詳論はいずれホームページでも公開するが、この「透かし彫」の構造の基本条件は、実に簡単なことなのである。一般市民は、ともすれば、いわゆるエリートを多数抱える巨大組織に圧倒されるが、その腐敗の構造は近年ますます明らかになっている。マスコミ産業の構造も似たり寄ったりなのである。

 結局のところ、それらの組織を構成する個人の資質が問われる。しかも、大手メディアの中でも一番もっともらしい顔をして「社説」などを掲げる新聞の記者個人は、実のところ、気の毒なほど孤独なのである。理由は簡単、競争心の強い、上昇志向型のエゴイストがほとんどだからである。足の引っ張り合いは日常茶飯事、仕事の協力関係は非常に薄い。しかも、毎日、毎日、僕らは鉄板の上で焼かれる。やんなっちゃうな! いやいや、日本の新聞は、毎日、朝刊、夕刊の2回なのだ!

 だから、薄味の表面的、一時的、扇情的な情報が巷に溢れるのである。一人一人の市民が、大手メディアの孤独な記者に対抗できるだけの情報を獲得し、それを分析できる力を付けた時、市民は、情報革命の担い手になり得るし、孤独な記者たちに成人教育をほどこし、仲間に迎え入れることができるようにもなるのである。

 本情報基地開設の基本的な目的を、以上の如く宣言する。
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