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９０年代初期のパソコン通信時代、キーボードで書く文字はテキストあるいはドキュメントだった。
９５年インターネットＷＷＷ以降、ハイパーテキストあるいはダイナミックテキストとなった。
パソコン通信が登場するまでテキストは自力でメディアをつくってきた。
個人が発行するメディアはガリ版印刷からファクス印刷へ。軽印刷形態だった。
年賀状こそは国民的メディアだった。
版画をつかう。年賀状用の小型印刷機をつかう。
年賀状こそは「個人による個人のための個人へのメディア」だった。
絵を描いたり、版画を押したり、それぞれの技術が年賀状には展開されていった。
その年賀状という通信を郵便配達夫が配達してくれるという国民的システムがあった。
メディアとは通信だった。メディアとは技術だった。
６０年代から７０年代そして８０年代に「ミニコミ」というメディアがあった。
社会運動の通信、文芸、あるいはマンガの同人誌。
「ミニコミ」とは「マスゴミ」に対する反対用語であり、自力のメディアだった。
テキストはメディアを求め、メディアは通信を求める。
そして人間は思考に参加する。
メディアは集合的思考を誕生させる。集合的情感を誕生させる。
メディアは集合的身体を誕生させる。集合的感覚を誕生させる。
テキストは表現と読者あるいは観客によって成立する。
人間は思考あるいは発見したものを人になんとしても伝えようとする本能がある。
テキストとは人間の動物的本能であり、メディアつくりとは人間の動物的本能である。
ネットワーカーそしてブロガーによる
４月末からの「共謀罪を廃案へ」のテキスト量は５０万本から２００万本へとなった。
自民党・公明党の独裁権力者どもが外遊にうかれていたとき
国内においては、「共謀罪を廃案へ」のテキストが怒涛のごとく、通信世界に広がった。
独裁権力者どもが外遊から日本に帰ってきたとき
情勢は一変していた。
「小泉政権は末期の病理」にある、これが国民的認識となっていた。
株式市場はそれを読み暴落。
神奈川県は昨年９１１総選挙で、野党は議席ゼロとなり、独裁権力に占有されてしまった。
自民党・公明党への怨念が勤労庶民の身体の底に沈殿していった。
２００６正月から神奈川の全世帯に、創価学会批判の書物が配布されてきた。
「自民党・公明党による独裁権力を叩き落せ！」
これが深部で動いている。日本とは古代以来、怨念の国である。
ＷＥＢ２．０の出現こそ
２００６年５月であった。
インターネット自由民権運動の勃発とは、田中正造がかかげた襤褸（らんる）の旗である。
そこで使用されるコンピュータとは百姓である。
百姓の思想こそ、インターネット自由民権運動の土である。
そして民衆の５月はまだ終わっていない。
小泉政権は５月病から末期の「死に体」へと突入している。
政治とは「一寸先は闇」その格言どおりに、小泉政権は暗黒舞踏を踊るだろう。
その踊りとは・・・・
観客は５月最終日から６月の政治過程を楽しむべきである。
その過程が独裁権力にとって「敗北の過程」なのか「勝利への過程」なのか・・・
２０世紀現代史から、２１世紀現代史の空洞の闇に出現する怨念の魔手。
空洞を埋めるのはブッラクホールの色であろう。
いくら小泉独裁権力といえども総決算は必ずやってくる。
５年間の空洞決算。小泉純一郎は偉大なる詐欺師だが、
詐欺師が現在計画しているのは国外逃亡である。
ブッシュとの会談こそは、売国奴小泉の完成となる。
地球規模の米日安保ロードマップ、地球規模に展開する米軍再編への偉大なる貢献。
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