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□安倍官房長官 出馬宣言は勇み足 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=28gendainet02026506&cat=30
安倍官房長官 出馬宣言は勇み足 (ゲンダイネット)
安倍晋三官房長官がきのう(24日)、7月中旬のサミット後に自民党総裁選への対応を正式表明する意向を明言した。以前よりかなり踏み込んだ発言で「事実上の出馬宣言」(森派議員)という声も出た。
安倍はこれまで過熱気味の総裁選の世論調査や報道に釘を刺していた。それが一転、“出馬宣言”だから、驚いてしまう。裏には、相当な焦りがあるようだ。
「朝日新聞が23日に報じた世論調査では安倍41%に対し、福田29%。差はたった12ポイントです。前回は安倍45%、福田20%でしたから、福田が猛追していることになる。福田は連休中に訪米し、チェイニー副大統領など50人と会った。これを米国が福田首相支持の意思表示と解説する向きもある。経済同友会の北城恪太郎代表幹事も靖国問題を批判し、財界の中にもアジア重視の福田支持がジワリと広がりつつある。安倍にしてみれば、気が気じゃなかったんじゃないですか」(政治評論家・大隈誠治氏)
安倍が先に出馬宣言をすると、福田は出馬しにくくなる。福田も出れば、必然的に森派は分裂になるし、父親がつくった派閥を壊してまでも人気で先行する安倍にチャレンジするガッツは福田にないとみられている。福田が狙っていたのは、森前首相の説得などで、安倍が降りて、自分が担がれるシナリオだ。
安倍が先に出馬宣言をすれば、福田のシナリオは狂う。「安倍は一気に勝負に出たのだろう」(森派議員)が、自民党内には「いくらなんでも早すぎる」「反安倍で固まる」といった声が飛び交っている。小泉も安倍の勇み足には「聞いてない」と冷ややかで、森も苦々しく思っている。安倍が勝手に突っ走ったようなのだ。焦りが墓穴になる可能性は十分ある。
【2006年5月25日掲載記事】
[ 2006年5月28日10時0分 ]
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