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石井紘基衆院議員、白昼のテロに死す 口封じされた“理由” 〜 石井議員とオウム、統一教会
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/504.html
投稿者 月読 日時 2006 年 5 月 27 日 18:21:17: ydTjEPNqYTX5.
 

以下、毎日ウェブサイトのキャッシュより
http://web.archive.org/web/20040223082935/http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/sunday/2002/1110/tokusyu1.html

==(引用開始)==============================

石井紘基衆院議員 白昼のテロに死す 
国会の“爆弾男”が口封じされた“理由”  
 民主党屈指の論客、石井紘基衆院議員(61)が凶刃に倒れた。逮捕された右翼団体の男は「カネを工面してくれなかった。政治家への不信感もあった」と供述しているが、「言論の府」の政治家が力ずくで命を奪われたという一点で、まぎれもない社会への挑戦である。

「自分が石井紘基衆院議員を刺しました」

 惨劇から一夜明けた10月26日午前6時半過ぎ、一人の男が東京・霞が関の警視庁本部に現れた。

 男は右翼団体代表の伊藤白水容疑者(48)で、捜査本部は殺人の容疑で逮捕した。

 調べに「家賃3年分を滞納して追い出された。助けてほしいと頼んだが、断られた。感情のもつれもあった」と供述しているという。

 酷い手口だった。石井議員は25日午前10時半過ぎ、迎えの車に乗るために東京都世田谷区代沢の自宅玄関を出たところを、待ちかまえていた伊藤容疑者に胸などを柳刃包丁で刺された。直ちに病院に搬送されたが、肺につながる血管を断ち切られ、心臓マッサージをしようにも、心臓内には血が一滴も残っていなかったという。あごの骨も刃物の一撃で砕かれていた。

 実は事件直後から、伊藤容疑者の名前は捜査線上に浮上していた。伊藤容疑者は石井議員と面識があり、最近、周囲に「石井議員と金銭トラブルになっている」と漏らしていた。加えて、石井議員を刺した男は頭にバンダナを巻いていたが、伊藤容疑者もバンダナに作務衣というのが定番の外出姿だったからである。

 右翼団体を主宰しているといっても、“一人一党”で1985年に「守皇塾」を旗揚げ。ここ数年、目立った活動歴は見られないものの、民族派の活動家の間では「一匹狼的な武闘派」(右翼団体関係者)としてそこそこ知られていた。88年1月には日本共産党本部に刃物を持って押し入り、逮捕されたこともあった。

 伊藤容疑者は石井議員の地元である、世田谷区生まれ。同区内などのアパートを転々とし、今回の事件の1週間前、家賃滞納のため住んでいた同区内のアパートから強制執行で立ち退きを余儀なくされていた。生活はかなり困窮していた様子で、「街灯を割ったり、大声で怒鳴り散らしたりするなど奇行も目立った」(近所の住民)という。

 それにしても右翼団体を主宰する男性と、不正追及の先頭に立っていた石井議員という組み合わせには、どうしても違和感がつきまとう。そして、伊藤容疑者が漏らした「金銭トラブル」の中身である。

 だが、石井事務所の関係者は明かす。

「実は、伊藤容疑者は石井議員が初当選した93年ごろから、世田谷区内の後援会事務所や議員会館に出入りしていた。月に一、二度は来ていた。石井議員がどういうつもりで伊藤容疑者と会っていたのかは分からないが、伊藤容疑者の方は、アポなしでふらりとやって来るなど、石井議員のことを友人と思い込んでいるようなフシもあった。ただ議員の立場からいえば、『支持者だ』と言われれば、むげに断れない面もある。秘書なども同席させなかったので、2人が何を話していたのかは分からない。トラブルがあったという話は聞かないが、酒や本を高値で売りつけようとしたことはあった」

 別の関係者はうめくように声を振り絞る。

「石井先生は不正を暴くために各方面から情報を入手しようとしていました。それが仇になってしまったのかもしれない……」

道路公団や特殊法人追及の論客

 今回の事件との関連は不明だが、「他の国会議員らの事務所を訪れ、情報を買わないかと持ちかけるようなこともあった」(政界関係者)という。

 その石井議員は中央大法学部を卒業後、モスクワ大学大学院に進み、帰国後は『社会新報』記者、議員秘書などを歴任。1993年衆院選に日本新党から出馬して初当選し、新党さきがけなどを経て96年、民主党結党に参加した。

「政・官・業」の癒着を暴くことを政治活動の中心に据え、99年には「政治と行政の不正を監視する民主党有志の会(通称・国会Gメン)」の室長に就任。今年4月の衆院内閣委員会で、北海道別海町などの国道工事をめぐり受注企業の7〜8割が鈴木宗男衆院議員に政治献金していた実態を暴いたり、防衛庁の会計検査院報告書偽造問題で、中谷元長官(当時)から「閣僚給与返上」の答弁を引き出すなど、まさに平成版「国会の爆弾男」といった活躍ぶりだった。

==(引用終了)==============================

 

以下、http://www.osagashitai.com/kouzoukaikaku/kouki/oum02.htmより

==(引用開始)==============================

石井:もう政治家は選挙のことしか考えない。大蔵省は大蔵省、文部省は文部省のことしか考えないという状況ですね。

僕の地元の成城で、最近統一教会が建物を借りて改装工事を始めたのです。それで、地域住民はこぞってピケをはり、統一教会が建物の中に入れないようにしていますが、こんなことにしても、始まってから何ヶ月経っても政治家はさっぱり表に出てこないんですね。いろいろアプローチしていくと、どうも統一教会の息のかかった政治家というのが随分いるようだと、地元の人も言っていました。
未来に向けて社会をどのように改革していくか、ということを政治家が真剣に考えないものだから、その間に経済活動や政治活動を通じて宗教団体にどんどん侵食されているという面がありますね。

岡崎:そう、だから、もしかしてもって早期にメスを入れていたら、オウムまで進展しなかったかもしれません。

錦織:まったくその通りだと思います。消費者問題と宗教の問題というのは、根元でつながっていますが、ともかく私には、オウムは統一教会をラジカルにしたものだという感じがするのです。オウムの原型というのは、つまりオウムの初期の活動形態は統一教会がやってきたことときわめて類似しているのです。坂本弁護士一家が失踪したときに、これはもうオウムの仕業だとわかっていたわけですから、もっと早く何か手を打って欲しかった。

石井:ロシアにオウムが進出して行きましたね。ロシアには五万人もオウムの信者がいたそうですが、オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうもいつの間にかオウム信者とすり替わってしまった。

捜査についてですが、日本ではオウムの全容が明らかにされません。オウム事件というのは、いったいどういうことだったのか。僕は、岡崎さんがおっしゃったように、オウム真理教は、宗教法人制度をうまく利用してアンダーグラウンドで儲けようという要素を非常に強く持っていたのだと思います。それが暴力団と結びつき、国際的に密貿易をしたり、薬物を流したりしたのはいったい何のためだったのか。

==(引用終了)==============================

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