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(回答先: 郵政民営化】離島切り捨て 国家と言えぬ 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 24 日 16:37:29)
司馬遼太郎さんの小文にもある50軒くらいしかない日本海側のヘンチの°田舎村に滞在したことがあるのですが、そこなんか、適齢期の男性はすべて月給一万円とかの消防団員なんですねぇ。
ところが、漁村なんで適齢期の男性のほとんどは、漁に出てしまう。つまり、事実上、昼間の火事は女子衆(オナゴシ)の肩にかかってるのです。
滞在中に消防訓練があって、民宿のオバちゃんもホース巻を担いで走ってました。お前もやってみろと言われてチャレンジしましたが、もろに笑い者になりましたね。(^^;
この事件の後には、集落にただ一軒の酒屋兼タバコ屋兼食料品屋兼雑貨屋のそれまで事務的だった若嫁さんも、にっこり笑ってタバコを出してくれるし、郵便局のギャルもニッコリしてくれるしぃ・・・ (苦笑)
そんなところですから、町まで出るにも途中に回避場所のある一車線の山越え道路しかありません。
この道路が崩れたら陸の孤島であります。もちろん、そのヘンチ集落と町の間で車が脱輪しようものなら、数時間を覚悟して他の車が通りかかるのを待つか、一時間かけて人家まで歩いて救助を依頼するしかありません。
崖下に転落しようものなら、下手すれば数日間は誰も気がついてくれないなんてこともあり得る。
少なくとも一日一回は定時に路を走ってくれる郵便局員は、集配しているだけではなく、地域の安全の監視員でもあるのですね。
郵便局の集配に限らず、目に見えない効果や金銭に換算できない貢献つうのを無視してはいけないと思います。
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