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北城氏「経済も国の政策」と反論 安倍氏「視野狭窄的」【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0523/008.html
2006年05月23日22時58分
小泉首相に靖国神社参拝の再考などを求めた経済同友会の提言を巡り、首相官邸と同友会の対立が深まってきた。首相が「商売と政治は別」と反論したことに、同友会の北城恪太郎代表幹事(日本IBM会長)は23日の記者会見で「経済も含めて国の政策は決めるべきではないか」と再反論。この発言に対し安倍官房長官は「視野狭窄(きょうさく)的になってはいけない」と不快感を表明した。
北城氏は会見で「会社の業績や業界の利益ということではなく、良好な日中関係のために首相に靖国参拝を控えてほしい」と改めて強調。9月の自民党総裁選の際は、靖国参拝を含む外交姿勢を判断材料の一つにし、同友会の立場を表明する考えを示した。
提言については批判的な電話や手紙が同友会や日本IBMに相次いだという。ただ、北城氏は「多様な意見を交わすことのできる社会は健全。我々も意見に真摯(しんし)に耳を傾けるが、提言の内容は変えない」と語った。
一方、安倍氏は23日の会見で「同友会側もそういうコメントを述べるのであれば、首相側の意図等についても深く考えてもらいたい」と反発。提言が、アジア外交に影響を与えるとしていることにも「少し間違っている。基本的には中国、韓国との外交だ。日印関係は歴史上最も交流が深まっているし、ASEAN(東南アジア諸国連合)との交流も深まっている。視野狭窄的になってはいけない」と語った。
一方、小泉首相は23日夜、首相官邸で記者団に「様々な意見があっていいんじゃないですか。賛成の人もいるし、反対の人もいる。北城さんは私の立場もよく理解してくれている」と語った。首相は17日夜の財界人との会食の席で、北城氏が「お騒がせしています」とあいさつしたのに対し、「気にしていない」と応じている。
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