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□太蔵ブログ、代々木ゼミ講師の自伝と酷似 [日刊スポーツ]
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060523-35673.html
太蔵ブログ、代々木ゼミ講師の自伝と酷似
自民党の杉村太蔵議員(26)のブログ(日記風サイト)の一部が、代々木ゼミナール人気講師・吉野敬介氏(39)の自伝に酷似していることが22日、明らかになった。杉村氏は結婚前日の5月10日のブログに、19歳のころ真冬の大雪山で自殺を試みて失敗したという体験を書いた。15年前に出版された吉野氏の自伝にも雪山で自殺を図る体験が書かれ、「風邪を引くから」と断念する結末はそっくり。元暴走族の吉野氏は「オチまでパクるとは。ふざけるな」と怒っている。
杉村氏に、また騒動が持ち上がった。杉村氏が結婚前日の5月10日に書いたブログに、元暴走族特攻隊長の予備校講師・吉野氏が激怒している。
問題のブログは、10日午後11時32分にアップされた。「独身最後の夜です。」で始まり、冒頭部分で19歳の時の自殺未遂について触れた。それによると、「本気で自分が嫌いだった」杉村氏が真冬の大雪山に行き、凍死を図った。雪の上に寝て「静かに死を待った」が、あまりに寒くて、1度車に戻った。再び外に出たが、やっぱり寒くて「これじゃー風邪引いちゃうよ」と文句を言いながら帰ったという内容だ。
このブログが、吉野氏の自伝「やっぱりおまえはバカじゃない」(小学館文庫)のエピソードに酷似している。自伝によると、吉野氏は19歳の時、長野・志賀高原で凍死しようとした。雪の中で眠ろうとしたが「あまりに寒いから、いったんクルマのなかに戻って暖をとる」。何度か試みるうちに「風邪ひいちゃう。死んじゃうと思って『やっぱりやめた』とアパートに帰った」という内容だ。雪の上で寝て凍死しようとする部分や、寒くて車に戻った部分、結局「風邪を引くから」と帰った部分などがそっくりだ。
日刊スポーツの取材に応じた吉野氏は「これさ、志賀高原が大雪山に代わっただけだよね。まったく同じ。曲がりなりにも国会議員でしょ、公人でしょ。使うな、とは言わない。ちゃんと筋道通してあいさつに来い」と話した。吉野氏の自伝は91年に最初に出版され、98年に文庫になった。吉野氏によると、代々木ゼミナールの生徒が昨年11月、杉村氏が開催したニートらとの対話集会に参加。そこでも、この自殺未遂エピソードを話していたという。
吉野氏は「オレは自分のつらい体験談から、死ぬ気になれば何でもできる、笑い話にして生徒たちに伝えたかった。それがオチの『風邪ひいちゃう』までパクるとはね。民主党の永田さんは例のメールを本物と信じて問題起こしたけど、杉村さんは確信犯じゃないか。とことん話したい。顔出せ」と怒りは収まらなかった。
杉村氏の事務所では22日、「(本人は)地方に公務に出ており、連絡がつきません」と話した。
[2006年5月23日10時42分 紙面から]
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