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亀井善之元農水相の死去に伴う衆院神奈川16区補選(10月22日投開票)に、インターネット上で大人気の「実現男」が、民主党公認のもと出馬することが20日、濃厚となった。「実現男」こと後藤祐一さん(37)はこれまで「世界一臭い食べ物を完食」「新宿でゴミを1000個拾う」などの“公約”を実現。その様子を自らのブログで公開し、話題を呼んでいる。民主党は先月の千葉補選で元キャバクラ嬢の太田和美氏が当選したばかり。これに続いて、実は元官僚の肩書も持つ異色のエリート候補が、国政進出を狙う。
インターネットの世界から飛び出し、注目度赤丸急上昇中の37歳が、ついに国政に挑む。
「有言実行。政治の仕組みを変えてみせます」と、鼻息を荒くする後藤さん。民主党神奈川県連では4月、党本部に後藤さんの神奈川16区補選における公認を申請。近く党本部からもGOサインが出される見込みだ。
「実現男」とは1週間に1回、ある決められた“公約”を実現する男のこと。実現の様子は、自らのブログで公開。これまで「自作のギャグで街の人を笑わせる」「モーグルでエアを決める」など、見る人の失笑を誘う型破りなお題を次々と“実現”。大きな反響を呼んできた。
昨年11月にスタートしたブログは、アクセス数が約30万と急増中だ。
“お笑い系”かと思いきや、実は超が付く“勝ち組”だったりする後藤さん。東大法学部卒業後、通産省(現経産省)に入省。「世の中のけしからん仕組みを変えてやる」と行政改革に着手。小泉改革の特色の一つである「構造改革特区」も後藤さんが手掛けたものだ。
「湯船の中でひらめいたので、風呂上がりにバーッと紙に書いて。翌日、周りに配ったら反響が良くて、実現しました」。小沢一郎代表に通じる「剛腕」の持ち主でもある。
だが、「結局、政策バカでした。論理の世界でしかない」と官僚としての限界を感じて、昨年7月に退官。「世論を反映させたい」と政治家を志す上で、「頭の民営化」をするべく数々の「実現」に挑んできた。
県立厚木高校出身の後藤さんにとって、神奈川16区(厚木市、伊勢原市など)は地元中の地元。地の利に加え、先月には千葉7区の補選で太田和美氏が奇跡的な初当選を果たした。「いい流れですね」と笑いながら、「でも私はネットから出てきた男ですからね。どうなるんでしょう」と選挙戦は予測不能。「衆院補選に当選」のお題は10月、見事、「実現」となるのだろうか。
◆後藤 祐一(ごとう・ゆういち)1969年3月25日、横浜市生まれ。37歳。東大法学部から、92年、通産省入省。99年、カナダ外務貿易省でFTA交渉を担当。02年、風呂の中で「構造改革特区」を思いつき実現。03年に中心市街地活性化の新制度を立案。05年7月、経産省を辞職。現在は株式会社ポリシーファクトリー(東京・千代田区)で、中小企業向けの経営コンサルタントなどを手掛ける。家族は妻と1男1女。
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