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[AML 7224] 杞憂ではない≪共謀罪の現実 イギリス篇≫【転送歓迎】
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-May/006897.html
iwasaki mieko-tsushin at ams.odn.ne.jp
2006年 5月 20日 (土) 00:01:56 JST
岩崎です。
二見さま、みなさま、
【転送歓迎】となっていましたので、広く転送させて下さい。
ただし、大変勝手ですが、
グリーンピースジャパンの「共謀罪反対のサイバーアクション」と5/18付けの「東京新聞」の「共謀罪 刑事が反対する理由」の怖い話は、だいぶ出回っていますので、二見さんのイギリス在住のお知り合いの方から送られてきたという【海外共謀罪事情】の部分だけを、ぜひ転送させて下さい。
このお手紙から、富永さとるさんのゴールドシュタイン2006――共謀罪シミュレーション――を上回る信じられないほど恐ろしいことがイギリスで現実に起きていることが解ります。
「共謀罪」は絶対に通してはならない法律なのだということが、ひりひりするほど解ります。
共謀罪は「民主主義」の対極にある「地獄行きの切符」に間違いありません。
ーーーーーー≪ 5/18 [jj:6073] 「話し合うことが罪になる」---そうならないためには ≫ より転載ーーーーーーー
二見@サイバーアクティビストです。「転送歓迎」
=============ここからはイギリス在住の知人から送られてきたメールです。
共謀罪、恐いですね。
わかりやすい富永さんの小説、ありがとうございます。
それは決してノンフィクションの話でなく、実際に起きている・・・という、イギリスの例をシェアします。
イギリスでも、対テロ法と称し、共謀罪(正式名称は違いますが)が昨年強引に施行されました。
結果、一般市民も対象で、次々に逮捕されています。
最近起こったひどい事例を紹介します。
元々この法は、許可のないデモと集会を禁じるというものでした(3人以上集まったら集会とみなす。5人以上のアクションはデモとみなす)。
過去5年間、国会の外でイラク攻撃に反対し続ける一人の男性がいました。
しかし、デモでなく、一人でプラカードを持って意思表示をしていただけなので、今までは対象ではなく適応されなかったのですが、この男性を逮捕するために、「5人以上のデモは逮捕」というのを、「一人でも逮捕できる」に改正し、今週彼は逮捕されたのです。
信じられます!?
一人で意思表示していただけで逮捕ですよ!!
日本もこうなっちゃうかもしれないということです。危機感を募らせています。
イギリスにおいても、この法案が通るまでは、不賛成者が多く、国会でも反対され続けていました。
英国国会は、平民院と貴族院とがあり、平民院で通っても、貴族院の承認がなければ施行されません。
日本で言えば、平民院=衆議院、貴族院=参議院といったところでしょうか。
この法案は、まず平民院でも(与党(労働党)の中でも反対が多かった)不賛成者が多く、何度も話し合われています。しかし、ほんの僅かな差で貴族院に上がります。
しかし、貴族院でもやはり不賛成が多く、承認されず、また平民院へ、というやり直しを数回繰り返しています。
ところが、とても怖いことなのですが、それではラチがあかないと、労働党が「緊急」と言う新しい法律を作ったのです。それは、貴族院の承認がなくても施行できる、という法律です。
当然、貴族院は心情的には反対でしたが、労働党から、「その法律を認めるか、貴族院自体を廃止するか」と迫られ、前者を選んだのです。(※イギリスでは、もともと貴族だからというだけで選挙為しに選ばれる貴族院の存在が疑問視されており、貴族院も選挙にて選ぶ・・という案が出ています。)
ピースアクションも逮捕の対象となるなんて、もはや民主主義とは言えないですね。
以上は英国人である義兄から聞いた情報なのですが、「では、国民はこれからどうやってこの法案に反対し、変えるのか?」と聞いたら、1〜2年後の国政選挙でマニュフェストでこの法案に反対している党を選ぶ、とのことでした。(ちなみに、地方選挙では、労働党は大負けしています)。
一旦、採択されてしまうと、この法律を変えるために何年も待たなければなりません。
是非、日本の場合は未然に防ぎたいですね。
このような意見をネットで回しただけで、逮捕されるような国にならないように。
おかしいことはおかしいと堂々と自由に表現できる日本国でありたいですね。
海の彼方より、固唾を飲んで状況を見守っています。
(日本と英国は時差8時間でこちらは真夜中なので、今から寝ます〜。法案が採択されないことを祈ります。おやすみなさい〜)
========イギリスからの続報
こんにちは!二見さん
ちゃんと寝てる?(笑)
さて、以前お送りしたUKの事情で、裏付けが一つ取れたのでお知らせします。(補足と訂正を兼ねて)。
戦争反対をしていた男性が一人でも逮捕された例が、ガーディアン紙のHPで取り上げられていました。
「anti-war westminster」でヒットします。
http://www.guardian.co.uk/antiwar/story/0,,1664168,00.html
訂正は、公共の場でのデモと集会の許可が必要、というのは以前からあったもので、一人でも逮捕される」という案が昨年できたそうです。
日本はどうなる!?いよいよですね!!!
私も引き続きできることしてみます。
きくちゆみさんのMLでも回してもらいました。
美しい平和な地球で、みなが幸せに心地良くいきたいね♪
=========== 転送ここまで
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