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誰に頼まれたのか、ポスト小泉は安倍が依然トップで福田が
急伸などとデカデカ流しているが、マトモなのか、正気なのか--(日刊ゲンダイ)
自分たちの利権を守る新聞特殊指定廃止反対キャンペーンをやっているが、公取がいうように新聞の押し売りをやめて自由競争にしたらどうなのか。
つまらない新聞は売れなくなりやっとマスコミもまともになるだろう
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ポスト小泉の人気調査で、福田康夫元官房長官が急伸だそうだ。
共同の調査では安倍40.1%に対し、福田31.4%で、前月比で20ポイント
も縮める急接近。
日経は安倍が7ポイント減の33%、福田が7ポイント増の21%。
読売は安倍が40%、福田は23%。
毎日は安倍38%、福田20%で、
どこもかしこも2人の差が一気に縮まっている。
こうした結果を受けて、大新聞はあたかもポスト小泉レースは完全に2人に絞られ
たかのような書き方をしているのだが、ちょっと待って欲しい。
国民は、安倍や福田がどんな政策を掲げているのかを皆目、知らないのである。
当たり前の話で、2人とも正式に出馬表明をしていない。
だから、何となく、安倍は小泉路線継承で、福田は揺り戻しなのだろう、という程度しか分からない。
国民の最大関心事である経済政策にいたってはチンプンカンプンが実情だ。
そんな状況下で、大新聞がランダム抽出した電話番号に出た人が「ポスト小泉は誰がいいですか?」とか聞かれて答えている。
サンプル数は1000〜3000人。
こんな調査で次期首相が絞られるなんて、「冗談じゃない!」のだ。
「そもそも、大マスコミが人気投票に躍起になっているのは、小泉首相が次期総裁について、『トップリーダーが国民から支持を得ることは極めて大事』と発言し、国民的人気が条件であると言い出したからです。
メディアはポピュリズムの首相がいかに危険かが分かっているくせに、小泉発言に乗っかっている。ただの人気取りになれば、若さや見てくれが優先されてしまう。
またまた小泉政権の愚が繰り返されるのでしょうか」
(自民党関係者)
大マスコミは当初、安倍にしたかったのではないか。
少なくとも、安倍の流れを黙認した。
しかし、米国が福田を重用したのを見て、あわてて軌道修正を始めた。
最近の記事の裏側はこんなところだ。
大マスコミの世論調査は意図的な世論誘導としか思えない。
▼ 安倍や福田の正体をなぜ書かない ▼
法大教授の五十嵐仁氏は「この時期に総裁選を煽る報道が必要なのか」と、こう言っている。
「国会では共謀罪や教育基本法など重要法案が審議されているのに、大マスコミの世論調査報道で、もう総裁選一色みたいなムードになりつつある。いまは小泉政権5年間の検証と今国会で審議している法案についてキチンと論じるべきでしょう。総裁選については、候補者が名乗りを上げ、政策を明らかにしてからでも遅くないはず。世論調査をやるなら、それからですよ」
大マスコミは安倍や福田の正体をイロイロ知っている。
安倍の体調不安やすぐ切れる性格、怪しげな人脈。
福田の外交以外の政策能力の乏しさ、などなどだ。
自民党内では多くの議員が「安倍じゃ不安」と言っているし、「福田に経済が分かるのか」という議員もいる。
人気投票をするなら国会が終わって、こうした事実をキチンと伝えてからにして欲ししい。
「マスコミに課せられている使命は、人気投票ではなく、誰が総理としてふさわしいのか、という視点でしょう。その前に自民党政治の継続でいいのか、という検証が必要です。いまの日本のマスコミはアジェンダ(議題)設定機能を失っていると思います」
(静岡県立大教授・前坂俊之氏=マスコミ論)
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■ 通信・放送集中審議 横文字連発竹中答弁に大ブーイング
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▼ 委員会が用語解説集を配布 ▼
「ドミナントな施設やコンシステントなシステムが必要で、競争政策はエッセンシャ
ル・ファシリティーから始まる」――。
何のことやらチンプンカンプンだが、これは竹中総務相の国会答弁だ。「放送と通
信の融合」をテーマにした11日の総務委員会で、竹中大臣はカタカナ語を連発。ほ
かの委員から「意味がさっぱり分からん!」と不評を買っているのである。
「あまりにヒドすぎるので、国民新党の長谷川憲正議員が『私は横文字が苦手。例え
ばグレーゾーンを中間領域と言うようにしています』と言うと、自民党からも拍手が
あがっていました。ついには『用語解説をまとめてほしい』との声まで出て、IT通
の自民党・世耕委員長(参院)が解説集を作成しました」(永田町関係者)
しかし、これがまた人をバカにした内容なのだ。カタカナ用語の解説は127個も
あり、「アプリケーション」や「ナローバンド」はともかく、「インフラ」や「iP
od」まで説明している。ほかの委員をナメているとしか思えない。
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