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◇国民投票法案成立へ与党奇策?
「自公で提出 合意は自公民」
憲法改正手続きを定める国民投票法案をめぐって12日、自民、公明両党で”奇策”が浮上した。両党は民主党も加えた3党で今国会への共同提出を目指していたが、民主党の小沢一郎代表が拒否したため、共同提出を断念。その代わりに法案提出は自公両党だけで行い、審議段階で法案を修正した上で、3党の賛成で成立を期すという戦術を検討している。
ただ、このアイデアに対しては「入り口(法案提出)の時には賛成しなかった民主党が、出口(衆院通過時)で賛成する担保があるのか」(参院自民党幹部)と懐疑的な意見が根強い。国会終盤に入ってこのような苦肉の策が浮上したことは、同法案をめぐる審議の手詰まり感を浮き彫りにした格好だ。
同法案をめぐって参院自民党は、民主党も加えた3党での共同提案にこだわっていたが、小沢氏が共同提出を拒否したことで、今国会での法案提出は完全に宙に浮いた。
しかし、衆院側は今国会に法案を提出したいのが本音。衆院憲法調査特別委員会理事の船田元氏は、片山虎之助参院幹事長ら参院自民党幹部に対し、今回のアイデアを説明し、自公両党による法案提出の了承を参院幹部に求めているが、実現の見通しは立っていない。
「東京新聞」5/13朝刊
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