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◇在日米軍再編、巨額負担で国会論戦
国会では在日アメリカ軍再編をめぐり、質疑が行われ、野党側は、３兆円とも言われる再編に関する日本側の費用負担などについて、小泉総理に質しました。
【３兆円の積算根拠について】
「３兆円という規模の数字について、両国間で合意がなされているのですか？実際に在日米軍の再編に伴って、どのくらいの費用負担が発生するのか、積算根拠を明確にお示し下さい」（民主党 武正公一 議員）
「具体的な金額をわが国が負担することで合意したことはありません。所要経費は今後、精査していくこととしており、総額がいくらになるのかについて、現時点では明確に示すことは困難であります」（小泉首相）
【グアムへの海兵隊移転について】
「どうして日本が基地建設費を負担しなければならないのですか？」（共産党 赤嶺政賢 議員）
「在日米軍の抑止力を維持し、沖縄の負担をなるべく早期に軽減するため、わが国も応分の分担をすることとした」（小泉首相）
「徹底的に財政の無駄をなくすと叫んできた小泉総理が、いくらかかるかもはっきりしない膨大な支出を、アメリカの要求であれば出すというのでは矛盾しませんか。日本はアメリカの自動現金支払い機ではありません」（社民党 辻元清美 議員）
小泉総理は、日米同盟の重要性を強調しましたが、答弁では原稿の棒読みに終始し、自らの言葉で説明することはありませんでした。（11日17:05）
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3287276.html
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