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◇国民投票法案、今国会提出困難に 2006年05月11日09時33分
自民、公明両党が、民主党と共同で法案作りを進めていた国民投票法案は、今国会への提出が極めて困難な情勢となった。憲法改正の具体的手続きを定める同法案について、与党は民主党との共同提案をめざしていたが、民主党の小沢代表が9日に共同提案に反対する意向を示し、参院自民党や公明党で「与党だけの法案提出は難しい」との声が大勢になったためだ。ただ、衆院の3党実務担当者は、引き続き協議を続ける方向だ。
一方、与野党の国会対策委員長は10日、国会内で会談し、教育基本法改正案について11日に衆院特別委員会を設置し、16日にも審議入りすることで合意。また、衆院で審議中の医療制度改革関連法案について、来週中に採決し、参院に送付することを確認した。
国民投票法案をめぐっては、参院自民党の青木幹雄会長と片山虎之助幹事長らが10日に国会内で会談し、民主党を除いて与党だけで今国会に法案提出するのは好ましくないとの見方で一致した。
また、公明党も「この法案は3党で提出するところに意味がある」(同党幹部)との姿勢で、与党だけの法案提出には反対している。自民党執行部には、与党単独でも提出すべきだとの声もあるが、仮に与党だけで同法を成立させても、民主党の賛成が得られなければ、「その先の憲法改正が困難になる」との考えが与党内には強い。
このため、衆院憲法調査特別委員会のメンバーは、3党の非公式折衝をなお続けている。10日も国会内で3党の理事が会談し、引き続き歩み寄りに向けた論点整理を続けていくことを確認した。
小泉首相も同日、記者団に「幅広い協力を得ることができる方がいい。いま国会で一生懸命交渉しておりますので、任せている。できれば民主党も協力していただいた方がいいと思っている」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0511/003.html
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