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□小沢持病告白「医師忠告に従ったスケジュール…」 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006051001.html
小沢持病告白「医師忠告に従ったスケジュール…」
定例会見冒頭で突然語り始め…
代表就任1カ月を過ぎても意気軒高な民主党の小沢一郎代表(63)。一部の世論調査で、民主党の支持率が自民党を逆転するなど勢いは止まらないが、何と9日の記者会見では、政治家にとってはタブーといえる健康問題を自ら明らかにするなど、違った形での「ニュー小沢」を見せ付けた。
「最初に個人的なことで一言申し上げたい」
3回目となる定例会見。小沢氏は冒頭、突然こう語り始めた。
「10数年前、私は心臓疾患で入院した。その後、1日60本だったタバコを止め、酒も3分の1に減らした。医師の忠告に従ったスケジュールを守っている。早寝早起きや早朝の散歩、そして、食事の後すぐには仕事に取りかからない」
「国政上非常に大事な問題があれば別だが、朝食会や昼食会はお断りしており、会議についても、昼食後と重なった場合は自らの判断で欠席している。10数年間、そうしてきた。どうかご理解いただきたい」
番記者らが必死にメモを取るハプニング。小沢氏が政治家の弱点といえる健康問題を披露したのには理由がある。
就任1カ月を分析した8日の新聞数紙が、小沢氏の国会や党の会議の欠席状況を指摘して、「ニュー小沢になっても変わらない」などと批判的な記事を掲載したのだ。
これまでならムッとして沈黙したであろう小沢氏が丁寧に背景を説明したあたりに、代表選で「まず、私自身が変わらなければ」と誓った決意が表れていそう。
この後、質疑応答に突入。まず、終盤国会の焦点である教育基本法改正案の「愛国心」の表記について、こう語った。
「要は、日本の国と国民がどうあるべきかという理念、理想像、そういう裏付けがなく、言葉だけで『愛国心』と言っても、本当の意味での国を愛する気持ちが起きるものではない」
「形式的なものほど壊れやすい。(愛国心が)声高に叫ばれた戦前から敗戦への歴史を見ても分かる。国民一人一人が自らの判断で、家族や隣人、郷土、国を愛する気持ちを持つにはどうしたらいいか考えるべきだ」
続いて、教育制度について質問されると、「個人的な考えでは、教育の中身はもっと地方に独自性を持たせるべきだと思う。それぞれの地域、伝統、文化に根付いた教育をすべき。そのためには、中央集権的な官僚制度、行政機能を壊さないと」と述べた。
さらに、「私はマスコミから『壊し屋』と呼ばれているが、古いものを壊さないと新しいものは創造できない。『創造』、いい言葉でしょ。改革は一部だけやってもダメ。全体を直さないと」と続けた。
そして、小泉純一郎首相(64)を意識してか、「一部をお化粧直しするような改革はウソっぱちだ!」と言い放った。
剛腕代表の快進撃はまだまだ続きそうだ。
ZAKZAK 2006/05/10
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