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http://blog.goo.ne.jp/hiroura3993/d/20060509
相変わらず、陰惨で残酷で衝撃的な事件が報道されています。
「構造改革」というものが国民の生活にどのような結果をもたらすのか、良く分からないままに現政権を選択した多くの日本人は、どう考えているんだろう。
弱者にはさらに厳しく、ごくごく一部のものに富が集中する格差社会を招来した。
追いつめられた日本人はどこに向かうのか。
「多発する殺人事件」というふうに報道されますが、特別に日本は殺人が多い国なんだろうか。
実はそうではない。いわゆる「先進国」諸国の中では、人口10万人あたり殺人事件の発生件数は、フランス28.8件、ロシア22.43件、イギリス18.51件、アメリカ5.61件、カナダ4.10件であるのに対し、日本は1.10件と群を抜いて少ない。しかも殺人事件のみに関して言えば検挙率は95.7%と最も高い。以上は「国際統計インディックス」が2004年にICPOの資料を基に作成したものです。
一方自殺は、人口10万人あたりの件数は、第一位がリトアニア44.7人、以下多い順にロシア38.7人、ベラルーシ33.2人、ウクライナ29.6人、カザフスタン28.8人、ラトビア28.6人、ハンガリー28.0人、エストニア27.3人、スロベニア27.1人ときて10位に日本が24.1人である。アメリカは10.4人で46位、イギリスが7.5人で57位。
1位から9位まで旧ソ連の国々が圧倒的に多い。そして日本である。以上はWHO2004年9月段階の資料による。
日本人男性の、自殺者で最も多いのは55歳から64歳の年齢層である。この働き盛りの人々の自殺の背景を思うと暗澹たる気持ちにさせられます。
軽々しくは言えないが、追いつめられた日本人は他害より自傷に向かう傾向があるのだろうか。
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