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http://www.asahi.com/national/update/0508/OSK200605080016.html
2006年05月08日11時27分
大阪市の外郭団体から事実上の同和対策事業として、約30年間にわたって独占的に駐車場運営を業務委託されてきた財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)の収益を着服していたとして、大阪府警は8日、同会理事長の小西邦彦容疑者(72)を業務上横領容疑で逮捕した。
府警は、小西容疑者の着服額は数億円にのぼる疑いがあるとみている。小西容疑者は部落解放同盟の地元支部長も務め、大阪市の同和行政に強い影響力を持つとされる。府警によると、小西容疑者は70年代後半まで最大の指定暴力団山口組系の暴力団幹部で、その後も組関係者との関係が続いているという。
府警によると、飛鳥会は、大阪市の外郭団体「市開発公社」(大阪市中央区)が経営する「西中島駐車場」(同市淀川区)の運営を駐車場開設当初の1974年から業務委託されてきた。異例の随意契約が続いていたことなどから、今年3月末で契約は解除された。
捜査2課の調べでは、小西容疑者は03年12月中旬と下旬の2回、この駐車場の収益が入金される飛鳥会理事長名義の口座から、それぞれ約500万円ずつ計約1000万円を小西容疑者の個人名義口座に入金し、着服した疑いが持たれている。
法人登記簿などによると、飛鳥会は同和対策事業特別措置法(当時)の対象だった地区の福祉や生活向上などを目的に71年に設立。小西容疑者は設立当初から同会の実質的なトップとして運営に携わってきた。
小西容疑者は同会のほかにも、大阪市や大阪府高槻市で特別養護老人ホームや保育所など4施設を運営する社会福祉法人の理事長も務めている。
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