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□綿貫激白「われわれは反小泉」…補選敗因「驕り」 [ZAKZAK] 『小泉政権は諮問会議政治』
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006050236.html
綿貫激白「われわれは反小泉」…補選敗因「驕り」
政権5年間「何もやってない」
民主党の小沢一郎代表の盟友である国民新党の綿貫民輔代表(79)は2日までに夕刊フジのインタビューに応じ、小泉政権の5年間を「何もやっていない」と酷評、衆院千葉7区補選での自民党の敗因は「驕(おご)り」と一刀両断した。綿貫・国民新党には自民、民主両党から熱い視線が注がれているが、綿貫氏は「われわれは『反自民ではなく反小泉』。自民、民主両党の流れがどうなるか見極めたい」と断言。“キーマン的存在”への意欲をにじませた。
――補選での自民党の敗因は
「『おごれるものは久しからず』という言葉を思い出す。昨年の衆院選で乱暴な選挙をやって、『小泉チルドレン』といわれる人を生み出し、その人たちが今回の補選をやった。客観的に、そういう若い世代の人が高い台に乗って演説をぶつのはおごりの表れ。一方の民主党は、メール問題で凋落の兆しがあり、分裂気味だともいわれたが、結束してあたった」
――小沢効果は
「小沢さんが代表になって初めての選挙だったから、期待感があったのではないか。彼は選挙について非常に詳しいし、演説するだけではなく体をはった選挙をやる。それを体言した」
――小泉政権5年間の評価は
「何もやっていない。私は今年の施政方針演説を注目していた。首相は地方都市の活性化や財政再建などについて言及していたが、任期中に何もしなかった。それなのに9月に辞める人が何をいっているのかという感じだ」
――小泉政権の特徴は
「議会制民主主義を否定したこと。これは許せない。経済財政諮問会議のように有識者、学者を集めてやる『諮問会議政治』をやっている」
――小泉首相とは親密な関係だったが
「彼とはよく酒を飲んだよ。兄弟みたいな感じでね。何でも気楽に話してた。『純ちゃん』と呼んでたし。私は公私を混同しないから憎しみはないよ」
――小沢さんとも親しい
「当選同期だしね。いっちゃん、たみさんの関係だよ」
――小泉、小沢両氏は似ているか
「ややわがままなところが似ている。2人は大学生から政治家になったような感じで、ソフトな感覚が多少欠けている。思ったことをズバっと言う良い点もあるが、一長一短だな」
――似ていない点は
「小泉さんは都会育ちだから演説やパフォーマンスがうまい。小沢氏はそういうのが苦手。陰性ともいわれるが、物事を実現することには実践的で、地方の政治家として体をはって政治をやる」
――ポスト小泉4人で一番望ましいのは
「非常に難しい。『諮問会議政治』を直せるか、継続するかが分からないからだ」
――安倍晋三官房長官についての評価は
「当人が若い、経験が少ないとなれば、経験の多い人や自分より視野の広い人を登用すればいい。それは誰がやってもいえると思う」
――国民新党のスタンスは
「反自民ではなく反小泉」
――では、小泉政権が終われば自民党に戻る?
「自民党にお願いして入る気持ちはない。小泉さんが首相を退陣した後、自民党がどう変質するかを見極めたい。自民、民主両党の流れを見ながら考えなければならないので、慌てて飛びつく問題ではない」
――では自民党との協力、または民主党との合併は
「ポスト小泉が小泉路線を継承するかどうか。これによって自民党の体質も変わる。民主党も小沢さんになってとりあえず変わったが、これからどうなるか。与党とどう戦うのか、そこら辺をよく見極めたい。『自公対民主中心の野党連合(共産党は除く)』が伯仲する状況になれば、国民新党は真ん中で日本の羅針盤となる政治をやりたい。べったりと合併してやるわけではなく」
――参院選に向けての戦略は
「地方の小選挙区、比例区にある程度、候補者をたてたい」
ZAKZAK 2006/05/02
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